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スローレポート 『S−Report』 (1/23号)
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◆◆◆ 自治体学会静岡大会 ◆◆◆
昨年、11月29日、第27回自治体学会静岡大会で分科会で発表を行いました。2月もいろいろなところに呼ばれてます。
分科会9「持続可能な社会の実現に向けた地域づくり~先進的“ESD”活動・実践事例から学ぶ~」では、「人類の未来をより良い状態へとするため、環境の保全と開発の調和を目指し、様々な課題を包括的に解決するための取り組みが求められている中、国連は2005年から2014年までを「持続可能な開発のための教育の10年」と定め、世界100か所以上(日本では6か所)を「ESDの地域拠点」に指定し、地域に根差した持続可能な社会づくりを進めている。本分科会では、「ESDの地域拠点」などでの取り組みを踏まえ、国際的な枠組みであるESDの活動をどのように持続可能な地域づくりに活かしているかなど、実践例を通して考え、「誰でもわかるESD」というテーマで、4人のパネリストの事例報告をもとにコーディネーターの進行で議論が深められた。」
この分科会は「誰でもわかるESD」をテーマに丹羽崇人氏(愛知県環境部自然環境課長)、岩淵泰氏(岡山大学地域総合研究センター助教)、小西美紀氏(ESD世界会議推進局主任)と長岡素彦(認定NPO法人「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議(ESD-J)理事/(一社)地域連携プラットフォーム 共同代表理事)、コーディネーターの進士五十八氏(東京農業大学名誉教授・元学長/自治体学会 学術研究支援部会長・前代表運営委員)で行われた。
長岡は「ESD活用戦略の提案~都市部・中山間地域の先進事例、被災地の取り組みから」として、2005年からの10年間の全国各地でのESD活動、持続可能な開発を教え込む教育ではなく、学びあい、行動・解決していく教育がESDであり、未来像を予測して計画を立てる力、つがりを尊重する態度、地域のガバナンスを徹底的に高めることが重要であると述べた。
急激な少子高齢化による全国の地域課題のうち、多摩市の「2050年の大人づくり」、伊豆市天城地区の「天城学習」や気仙沼市でのESD活動を取り上げた。
気仙沼市の例では、共助や他者との協力する態度の育成と東日本大震災被災地での復興におけるESDの果たしている役割などの取組を紹介した。
そして、多様な取組から、「協働・参加、連携、ネットワーク」を生み出すESDコーディネーターの重要性と、「今あるものに、今の考え方に、今のまちに“プラスESD”」の視点を語った。
会場をまじえて熱心な質疑応答が行われた。
◆◆◆ ご案内 ◆◆◆
第47回(平成25年度) 全国子ども会 育成中央会議・研究大会のご案内
★ファイナルシンポジウムのコメンテーターをつとめます。
期 日:平成26年2月14日(金)~16日(日)
受 付:2月14日(金)12:00~13:00 / 開会式:13:00~
会 場:ホテル松島大観荘
〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島字犬田10-76
TEL:022-354-2161
1日目:開会式・表彰式、基調講演、活動発表
情報交換会・受賞者を囲む会
2日目:被災地支援視察、分科会
3日目:全体会、シンポジウム、閉会式
http://www.kodomo-kai.or.jp/wp-content/uploads/2013/11/panf_asahi.pdf
★コーディネーターをつとめます。
「第2回学生ボランティアと支援者が集う全国研究交流集会」
Make a difference! 学生ボランティアフォーラム
1.趣 旨 近年の教育改革において地域で活動し学ぶ「サービスラーニング」や「ボランティア活動」の教育的意義が注目され、今後の活動の推進が期待されています。
そこで本研究交流集会では学生ボランティアを支援する大学と地域関係機関の担当者間の連携協力を深めるとともに、学生間の交流と学び合いの機会とし、それぞれの具体的な事例や課題について情報交換や協議を行います。
2.主 催 国立青少年教育振興機構
3.後 援 文部科学省、(独)日本学生支援機構 (申請予定)
4.協 力 公益財団法人上廣倫理財団 日本財団学生ボランティアセンター 日本ボランティア学習協会
5.期 日 平成26年2月25日(火)13時00分~2月27日(木)12時00分
6.会 場 国立オリンピック記念青少年総合センター
東京都渋谷区代々木神園町3-1 小田急線「参宮橋」下車徒歩約7分
7.対 象 学生ボランティア、国公立大学・私立大学学生ボランティア担当教職員、関係機関職員等
8.定 員 500名(先着順)
9.日 程
詳しくは、下記URLをご覧ください。
http://www.niye.go.jp/files/items/1101/File/H25voryoukou.pdf
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