2014 年は「国連持続可能な開発のための教育の 10 年」(以下、ESD の 10 年)」 の最終年です。ESD-J は ESD を大切な概念と捉え、その普及と実践に取り組んで きました。そして、2014 年までに、2015 年以降も ESD が各地で広がっていく ための「仕組み」をつくろうと、この「ESD コーディネーター・プロジェクト」 を立ち上げました。その目的は、地域のさまざまなコーディネーター的な人々に ESD の視点と方法を共有することです。
1 ESD コーディネーター育成カリキュラムの開発
ESD の視点を持ったコーディネーションのあり方を学ぶスタンダード・カリキュラムの開発や、さまざまな立場のコー ディネーターが集まり、互いの取り組みから学びあいながらスキルアップを目指す「学びあい型」「OJT 型」等の研修の モデルづくりなどに取り組みます。
・OJT型研修ブラッシュアップ
・組み込み型ブラッシュアップ
・学びあい型モデル実施 関東コーディネータープロジェクト
2 ESD コーディネーター・テキストブックの制作
多様な立場のコーディネーターに、ESD の視点や手法を学んでいただくためのテキストブックを開発します。これまで 出版されてきたさまざまな教材をもとに、ESD と ESD コーディネーターについて、理論化・体系化に取り組み、その上 でハンディでわかりやすいテキストを生み出したいと思っています。
3情報交流誌『未来へつなぐ』の発行
ESD の視点からコーディネーターのスキルアップとネットワーキングを進める情報誌、編集方針は p8-9 をご覧ください。4ウェブサイトにおける「ESD コーディネーター・プロジェクト」ページの運営プロジェクトの進捗やコーディネーター育成に関するさまざまな情報を共有できるアーカイブを作成予定です。公開は 冬頃になる予定です。ESD-J は、ESD 推進機関やコーディネーター 養成機関などと協力し、このプロジェクト通し て、ESD コーディネーターネットワークのコア を作っていきたいと考えています。どうぞご期待ください。
『未来へつなぐ』No1 ESD コーディネータープロジェクト情報交流誌
2014 年は「国連持続可能な開発のための教育の 10 年(以下、ESD の 10 年)」 の最終年です。ESD-J は ESD を大切な概念と捉え、その普及と実践に取り組んで きました。そして、2014 年までに、2015 年以降も ESD が各地で広がっていく ための「仕組み」をつくろうと、この「ESD コーディネーター・プロジェクト」 を立ち上げました。その目的は、地域のさまざまなコーディネーター的な人々に ESD の視点と方法を共有することです。
この情報誌では、そのプロセスを、地域のさまざまな立場でコーディネーショ ンを担っている方々と共有し、ともに考え、社会の仕組みを生み出す仲間づくり につなげていきたいと考えています。
『未来へつなぐ』No1
ESD コーディネータープロジェクト情報交流誌
内容
ESD コーディネータープロジェクトキックオフミーディング報告
ESD コーディネータープロジェクトの目的と概要
ESD コーディネータープロジェクトの思い
ESD コーディネータープロジェクトに期待します
『未来へつなぐ』の編集方針
コーディネーター研修の現場から
ESDJのご紹介
発行: 認定NPO法人「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議