20100101

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   スローレポート 『S-Report』 (1/1号)

 

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 新年おめでとうございます。
 

◆◆◆           サステナブルフューチャー           ◆◆◆ 

 

 1999年のこの『S-Report』の創刊以来、10年の間に市民メディア、ソーシャルプロデュース、ESD・教育などの活動をすすめてきました。

 昨度は2010からの10年計画「NEXTSTEP」を立案し、NEXTSTEP「サステナブルフューチャー」を策定しました。
 
 今後は「サステナブルフューチャー」(sustainablefuture.jp)を中心とした10年となります。

 サステナブルフューチャーは、誰もが自分らしく生きやすくなるために、想いをカタチにするソーシャルプロデュース(Socialproduce)、大切なことを伝えるオルタナティブメディア(Alternative Media)、学びを力にするための学習・教育(Education for Sustainable Development)を行っています。

 目指すのは、

 想いをカタチにするソーシャルプロデュース(Socialproduce)の「共働力」、
 
 大切なことを伝えるオルタナティブメディア(Alternative Media)の「情報力」、

 

 学びを力にするための学習・教育(Education for Sustainable Development)の「学動力」、

 

 により、サステナブルフューチャー・持続可能な未来を築くことです。

 

 ソーシャルプロデュースネットは「想いをカタチに」します。ソーシャルプロデュースとは社会的な価値を持つコトやモノをプロジュースすることで、ソーシャルプロデュースネットは「想いをカタチに」するためにイベントから社会的起業(ソーシャルベンチャー)までプロデュースします。

 ソーシャルプロデュースネット  http://socialproduce.net/
 

  Slowtimes.netは、大切なことを伝える、誰もが生きやすい生活や仕事のありかた(スローライフ・スローワーク)について考えたい、何かしてみたいというひとに情報を提供する市民メディア、オルタナティブメディアで、ネットワークトジャーナリズムを目指しています。

 Slowtimes.net          http://www.slowtimes.net/
 

  こどもと地球の平和な未来をつくる教育では、学びを力にESD持続可能な開発のための教育 (Education for Sustainable Development)を世界・地域を持続可能にする教育・実践として行っています。

   ESD持続可能な開発のための教育 http://esd.weblogs.jp/


 今後のポータルサイトとして「sustainablefuture.jp」が始まります。

 サステナブルフューチャー     http://sustainablefuture.jp/

 このサイトは、今後充実させていきます。
    
 
◆◆◆             ご案内              ◆◆◆

 

ESD学校地域連携フォーラム

 市民から発信する平和 vol3

 

  今回は、地域からの平和として川越で唐人揃いパレードの活動とグローバルな平和としてGPPAC(武力紛争予防のためのグローバルパートナーシップ)の市民の活動についてお聞きして、市民による平和構築について考えます。

 また、国連「持続可能な開発のための教育の10年」の活動のひとつとして実施します。


日 時:2010年1月10日(日)午後1時30分より4時30分

場 所:さいたま市浦和コミュニティセンター第10集会室(浦和駅東口前パルコ10階)

内 容


1.挨拶 持続可能な開発のための教育の10年さいたま 長岡素彦

 
2.ゲストスピーチ


1)地域から発する平和

 川越唐人揃いパレードから平和を!

    -憎しみは悲しみを生み、交わりは豊かさを生む-

   埼玉県立高校教員・アーチスト 江藤善章 


2)グローバルな平和

   GPPAC(武力紛争予防のためのグローバルパートナーシップ)の状況

   GPPAC平和教育レファレンスグループ 浅川和也(GCPEJ平和教育地球キャンペーン)
           GPPAC Peace Education Reference Group


その他、ピースボート関係者などを招聘中


3.全体ディスカション

 

主催・共催:持続可能な開発のための教育の10年さいたま
            GCPEJ(平和教育地球キャンペーン)


参加費:無料

 

■連絡先


持続可能な開発のための教育の10年さいたま

 e-mail:info-lab@cyber.email.ne.jp
 Fax:049-233-0402

 

以下申込フォーム---------------

●氏名:
●メールアドレス:
*電話(連絡先よろしければ):
*所属団体(あれば):
*参加動機(差しつかえなければ):

●については、必ずご記入下さい。

 

『平和をつくった世界の20人』の翻訳です。


岩波ジュニア新書 641

『平和をつくった世界の20人』

ケン・ベラー,ヘザー・チェイス 著

作間 和子,淺川 和也,岩政 伸治,平塚 博子 訳   定価 882円

■著者

  ケン・ベラーとヘザー・チェイス(Ken Beller and HeatherChase)夫妻による共同執筆.

  平和で持続的な生活環境を世界に広めるために活動中.アリゾナ州で,環境に配慮した家で暮らしている.ケン・ベラーは,世代間の多様性,明確なビジョンを持ったリーダーシップ,地球環境の持続可能性などの分野でのアドバイスを専門としているコンサルティング会社ニア・ブリッジの共同創業者,現社長.ヘザー・チェイスは,動物愛護や環境に配慮する製品の普及をすすめる,国際的なモデル団体「良心あるモデルたち」の創設者.動物愛護や環境保護に関する賞を複数受賞している.

■目次

I 非暴力を選ぶ

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー----思慮深い生き方
マハトマ・ガンディー----非暴力による抵抗
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア----夢をもつ勇気
アンデルソン・サー----変革の手段

II 平和を生きる

マザー・テレサ----愛を行動に表わす
ティク・ナット・ハン----平和に生きる
コールマン・マッカーシー----平和を教える
オスカル・アリアス----人類すべてが「私たち」

III 多様性を大切にする

ブルーノ・フッサール----宗教間の調和を求めて
デズモンド・ツツ----みな家族
リーアン・アイスラー----支配ではなく協力を
ダライ・ラマ----世界を照らす思いやりの心

IV あらゆる命を重んじる

ヘンリー・ソールト----みな兄弟という信念
アルベルト・シュヴァイツァー----生命への畏敬
アストリッド・リンドグレーン----声なきもののための声を
ジェーン・グドール----人間らしさを理解する

V 地球環境を大切にする

レイチェル・カーソン----自然界のバランス
デイヴィッド・スズキ----「発展」を問い直す
ネーダー・ハリーリ----持続可能なコミュニティ
ワンガリ・マータイ----平和の種をまく


■内容紹介

『森の生活---- ウォールデン』の著者ソロー、『沈黙の春』のカーソン、MOTTAINAIのマータイ、ブラジルのミュージシャンのサーなど、独自な方法で平和を築いた20人をの生き方を、本人のスピーチや著作の〈ことば〉を通してたどります。5つのパートのタイトルが示すのは、平和への5つの道。読み進めていくと、たとえばソローの非暴力の思想がガンディー、ソールトへ受け継がれ、さらにはキング牧師やティク・ナット・ハンへつながっていったことがわかりますし、カーソンの『沈黙の春』がスズキに大きな影響を与えたことにも気づかされます。それぞれの時代と地域で格闘してきたピースメーカーたちの生き方が、やがて綾織りのように織り込まれ、太い1本の綱に見えてくる----そんな手応えのある読後感が抱ける本です。各章の最後には、それぞれの人の「ことば」が日本語と英語で読めるようになっています。

原書GreatPeacemakersは、数々の賞を受賞し、平和教育テキストとしてもアメリカのハイスクールや大学で高い評価をうけています。250人以上のリストからこの20人をピックアップしたということですが、非暴力、紛争・貧困解決だけではなく、地球環境・動物権利の保護という視点も入っているのがこの本の特徴。ピッピの生みの親リンドグレーンも、スエーデンの動物福祉法成立に大きく貢献した人として登場しています。

著者のK.ベラー&H.チェイス夫妻は、平和で持続的な生活環境を世界に広めるために活動していますが、現在アリゾナ州で環境に配慮した家で暮らしています。
翻訳は、平和・環境問題に深い関心をもつ大学英語教師4人のチームですすめられました。日本の読者に読みやすく、またピースメーカーたちの生き方が正確に伝わるよう、訳文は練りに練られています。
さて、本を閉じたあと、どの人のどのことばがあなたの心にのこったでしょうか。

原書Great Peacemakersのサイトhttp://www.greatpeacemakers.com/

■訳者紹介

作間 和子(さくま かずこ)
上智大学非常勤講師.上智大学外国語学部英語学科卒,同大学院文学研究科英米文学専攻博士後期課程満期退学.専門はアメリカ文学.
淺川 和也(あさかわ かずや)
東海学園大学人文学部教授.大正大学文学部哲学科卒,コロンビア大学ティーチャーズカレッジ大学院英語教授法修士課程修了.専門は英語教育,平和教育,国際理解教育.
岩政 伸治(いわまさ しんじ)
白百合女子大学准教授.上智大学比較文化学部卒,同大学院文学研究科英米文学専攻博士後期課程満期退学.専門は環境批評,H.D.ソロー,R.カーソン.
平塚 博子(ひらつか ひろこ)
敬和学園大学英語文化コミュニケーション学科専任講師.青山学院大学英米文学科卒,上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士後期課程満期退学.専門はアメリカ南部文学

 


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