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スローレポート 『S-Report』 (3/11号)
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3月5日から7日まで東京大学でメル・エキスポ2010(主催:メル・プラッツ、東京大学大学院情報学環)が開かれた。
◆◆◆ 「ネビュラ(Nebula=星雲)」システムが拓く ◆◆◆
MELL EXPO(メル・エキスポ)2010
3月5日のオープニング・セッション「21世紀メディア論:日本型メディアの乗り超え方」では「シネカノン」を拠点に日本の映画界をアジアに開いた李鳳宇氏と『ワイアード』日本語版の編集長をつとめた小林弘人氏とメル・プロジェクト、メル・プラッツの水越伸氏が語り合った。
3月6日のセッション1「広場としてのメル、システムとしてのメル」、「プレゼンテーション@出展ブース」、セッション2「オルタナティブ・メディア・プラクティス--映像交流授業の試みから」、「出展ブース周遊タイム」、そして、3月7日のセッション3「広場のつくり方とシステムの可能性:全体交流会@福武シアター」、「総括ミーティング」に至るまで参加者の交流と共有を様々な方法で行った。
また、3月5日には東京大学とテレビ朝日によるメディアリテラシープロジェクト「ろっぽんプロジェクト」の活動報告会も開催された。
メル・エキスポを主催するメルプラッツは、前身のメルプロジェクトが「メルプロジェクト東京宣言!」で終結してから、少し期間をおいて始まった。
メルプロジェクトは2001年のメルプロジェクトの「地平」をテーマとして始まり「波延」、「播種」をテーマに、つまり、メディアリテラシーの新しい形の先行展開してきた。その中には全国のテレビ局による「民間放送連盟のメディアリテラシープロジェクト」から大学・学校「ローカルの不思議」のようなプロジェクトまで多様なプロジェクトがあった。
メルプラッツは、その先行展開の次のステップとして広く多様なメディア・メディアリテラシーの実践の連携・深化を目指している。メルプロジェクトのように先行実践の検討や新しいプロジェクトを主とするのではなく、メルプラッツは各地のローカルで実績を積んだ試みや新しい試みを安易につなげるのではなく、距離感をとりながらつながることを目指しているように思える。
今回、広く多様なメディア・メディアリテラシーの実践の連携・深化のために登場したのが「ネビュラ(Nebula=星雲)」システムである。
今回のメル・エキスポでも会場で多様な方法で参加者の交流と共有を図ったが、事前に行った出展者アンケートにより出展者の困りごとやこれからの方向性などを集めデータ化し、この「ネビュラ」システムにより参加者の関係性を可視化しアーカイブ化するで参加者の交流と共有を図った。
この交流と共有を図る「ネビュラ」システムは実際に使われた。
まず、WEBサイトに関係者〔今回はMELL EXPO(メル・エキスポ)2010では出展者〕
MELL EXPO 2010:出展者一覧
http://me10.ai.rcast.u-tokyo.ac.jp/
ここで{位置づけ・関係を見る}をクリックして画面を変える。
それからX軸とY軸に横の「恵まれている~」とか「ノリだよ~」をもっていくと図が出現し、これがNebula星雲に見える。
そして、この中の●をクリックすると「それが誰なのか、なんのプロジェクトなのか」が表示される。
また、●をタブルクリックすると「そのひと・プロジェクトを中心とした天文図」が表示される。
例えば、これで「恵まれていない」が「ノリ」が同じようなプロジェクトとの連携など求めている人は同じようなプロジェクトを探すことができる。また、別に自分ちまったく違うプロジェクトをみて連携を図ることもできる。
「ネビュラ」システムで人と人、プロジェクトとプロジェクトをつなぐことができ、それぞれがテーマや想いでつながるきっかけづくりができる可能性がある。
今後、メル・プラッツではこのネビュラシステムを積極的に活用したいということで、4月のメル・プラッツの公開研究会でも取り上げるという。
(参考)
メル・プラッツ
http://mellplatz.net/
メディア・エクスプリモ
http://www.mediaexprimo.jp/
ろっぽんプロジェクト
http://www.mediabiotope.com/projects/mass/
*付記
Slowtimes.netは展示し、3月6日の「プレゼンテーション」で「1. サステナブルフュチャーメディア★リテラシー」(Slowtimes.net)というブレゼンを行いました。また、いろいな方々と交流も図れました。
◆◆◆ ご案内 ◆◆◆
コミュニティワーカーネット「まきコミュニケーション」3月学習会
今年は、大和証券福祉財団ボランティア活動等に関する調査研究助成による「まきコミュニケーション事例研究会」を行います。
コミュティワーカーが地域福祉、福祉教育の観点で自分の関わっている実践を記述して、それを報告会で参加者で検討し、まとめます。
毎回、第一発表者の事例発表の内容はMLで開催日2日前までに発表者から送られますので、必ず読んできてください。
■日 時 3月16日(火) 午後7時~9時
■場 所 東京国際大学第二キャンパス
25号館(福祉実習棟)2526教室
埼玉県川越市的場 2509
大学へのアクセス:
http://www.tiu.ac.jp/about_tiu/about/access.php
キャンパス内の地図:
http://www.tiu.ac.jp/about_tiu/about/campus02.php
■主 催:コミュニティワーカーネット「まきコミュニケーション」
http://blog.canpan.info/vcsc/
■内 容
第1部 「まきコミュニケーション事例研究会」について
研究代表・統括 埼玉大学の河村美穂先生
第2部 事例研究会
「事例」
ソーシャルプロデュースネット
長岡素彦
「配食サービス事業」
鳩山町社会福祉協議会
金子
4月20日(火)(2526教室) 大橋 野田
5月18日(火) 高木 長谷川
6月15日(火) 牧野 本庄チーム
7月15日(火) 多田 山口
8月末 合宿 中久保 浦上 牛久保
*毎回、第一発表者の事例発表の内容は開催日2日前までに発表者から送られますので、必ず読んできてください。
第一発表者の事例発表の内容は当日です
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ESD
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