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スローレポート 『S-Report』 (4/15号)
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◆◆◆ 学びをつなぐ未来をつくる地域のESD ◆◆◆
3月23日、環境省の「学びをつなぐ未来をつくる地域のESD活動推進シンポジウム」が東京のオリンピック記念青少年総合センターで開かれた。
ESDとは「持続可能な開発のための教育」のことで、ヨハネスブルグサミットで日本が提唱し実現した「国連 持続可能な開発のための教育の10年」が05年からスタートしており、内閣府を中心に「関係省庁連絡会議」が設けられ、政府と民間の「国連 ESDの10年円卓会議」も開かれ、世界的にもボンで会議が開かれ中間年の総括が行われている。
まず、基調講演「学びをつなぎ,子どもと地域の未来をつくるESD」では、宮城県気仙沼市立中井小学校教頭の及川幸彦氏が今までの気仙沼の小学校での実践と教育委員会の取り組みについて語り、地域でのヨコの連携と小中高のタテの連携などにふたつの「学びをつなぐ」ことを述べた。
次に、「地域におけるESD活動の促進に向けた取組の現状」環境省環境教育推進室の岡本光之室長が環境省のこれまでのESDの政策と後半の取り組みである「+ESDプロジェクト」につてて説明した。
そして、パネルディスカッション「地域のESD 活動推進のための方策~+ESDプロジェクトの可能性~」では前出の及川氏をふくめて、多様な分野・セクターからの意見・提案などが語られた。
東京ボランティア・市民活動センターアドバイザーの安藤雄太氏は全国の社協のボランティアセンターは福祉を中心に学びをつなぐ活動をしているが、現在は福祉に限らず住民ニーズに向き合って様々な活動を支援していると述べた。
株式会社損保ジャパン CSR・環境推進室長の関正雄氏は同社の活動や企業のCSRとESDの関係、そして、現在策定中のSR社会的責任規格であるISO2600にESDを反映させたことなどを語った。
財団法人北海道国際交流センター事務局長の池田誠氏は純粋な民間財団法人として国際交流から、地域ニーズに即した様々な事業を行っていることを述べた。
2月19日、多摩市立教育センタでー「多摩市ESD研修成果発表会」が行われた。多摩市では気仙沼市とは違ったやり方で市教委が多摩市ESD研修を行い、これは教員によるその取り組み・成果を発表するものだった。
このようにESD「国連持続可能な開発のための教育の10年」の中間年の終わりに、ESDの深化と新たなネットワークの試みが現れてきた。
〔参考〕
「+ESDプロジェクト」
http://www.p-esd.go.jp/
◆◆◆ ご案内 ◆◆◆
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■場 所:浦和コミセン 第8集会室
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■参加費:500円
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この団体のはいい!捨てたくない!お手本にしたい!を。
■主 催:埼玉地域ファンド研究会
■定 員 :18人(先着順)
■参加申込「4月ファンド研・参加希望」とお名前を明記の上、ご連絡ください。
office@hands-on-s.org(若尾)
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