20日、シャープはテキストだけでなく、音声や動画もいっしょにできる次世代電子書籍フォーマット(次世代XMDF)と、その配信サービス、そしてタブレット型端末を発表して、これらを組み合わせた電子書籍・メディア事業の発表を行った。
XMDFは、2009年2月に国際標準化された規格(IEC62448 Ecl.2 Annex B)で、軽量化し縦書き・ルビ表示を可能にした仕様である。
シャープ自身もXMDFの電子書籍の販売と国内の対応端末の製造販売などを行い、その端末の販売総数はは7000万台に達した。
発表を行ったシャープ執行役員 情報通信事業統轄の大畠昌巳氏は、タブレット型端末を提供するが、「端末ビジネスとはとらえていない」と述べた。
シャープが次世代電子書籍事業、タブレット端末も提供 - ケータイ Watch
これは、「川上から川下まで提供する」、AppleがiPhone、iPod touch、iPadのハードだけでなくitunes storeを含めたビジネスモデルと同じである。
たた、次世代XMDFの今後は分からないが。