20100722

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 スローレポート 『S−Report』 (7/22号)
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◆◆◆     情報やメディアに接する機器「デバイス」   ◆◆◆

 

 さて、このところお伝えしているメディアにおける「リモコンのような入力デバイス」についてお話ししたいと思う。
 つまり、「電子書籍」、「Webサイト」、「動画」、「ゲーム」、そして、テレビも同じ平面に並んでいる世界では「リモコンのような入力デバイス」があれば、どこでもいつでもいろいろな形のメディアがみることができることについて詳しく述べたい。

 

 まず、情報やメディアに接する機器(デバイス)としてゲーム機、ケイタイ、テレビ、パソコンなどを主に使っているユーザがいる。  

 

携帯ゲーム機  「DS」 「PSP」 ー   携帯ゲーム機をメインにしているユーザ

 

モバイルタイプ (携帯端末)「iPhone」「アンドロイド携帯」 ー ケイタイをメインにしているユーザ   

 

タブレットタイプ(本型端末)「iPad」「タブレットPC」ー 現在の紙メディアをメインにしているユーザ

 

テレビタイプ(テレビ型端末) 次世代「Apple TV」 ー   現在のテレビをメインにしているユーザ

 

ゲーム機   ー   ゲーム機をメインにしているユーザ
 

ノートパソコン   ー   ノートパソコンをメインにしているユーザ

 

ディスクトップパソコン ー  ディスクトップパソコンをメインにしているユーザ  

 

これらどの機器(デバイス)でもこのようなことが可能になる。

 

 もし、あなたが二ュースを知りたいときには、ニュースサイトや新聞やテレビにアクセスしたり、検索したりしなくても、あなたの必要な情報を前もって収集している情報をみることができる。これらのあなたの欲しい情報は機器(デバイス)やネット上(クラウド)にキーワードなどどもに保存され、必要なニュースを検索してきて表示してくれる。もちろん、これらはニュースサイト、テレビ、新聞サイトから信頼できると判定されたブログ、tweeter、MLなどの様々な情報ソースから集められている。

 

 あなたが、テレビ番組のようなものを見たいとしても同じように、テレビやYouTube、Ustreamのようなものからテレビ録画サイト、個人の映像サイト・ブログなど様々な映像ソースから集められ、番組一覧として提供される。

 

 そして、これらのニュースや番組を「リモコンのように入力機器(デバイス)」で切り替えたり、選んだりできる。

 

 また、外出したときには、携帯できる機器(デバイス)が、位置情報や出かける目的にあわせて情報を提供してくれる。

 

 たとえば、旅行ならガイドブックにあるような情報はサイトなどにアクセスしたり、検索したりしなくても、あなたの必要な情報を前もって収集している情報をその場でみることができる。ここで、スイーツが食べたいとしたら、それはどんなスィーツで、その場所はどこにあり(行き方)、営業時間と値段、そして、現在の混み具合まで選択枝を提供してくれる。また、ビジネスでもシーンが違うだけで基本は同じである。

 

 この数週間書いてきたように、「iPad」、「Google TV」「AppleTV」YouTubeの「Leanback」、スマートフォン「iPhone」「アンドロイド携帯」の先にはこういう世界がある。

 

 ◆◆◆             ご案内              ◆◆◆

 

第28回開発教育全国研究集会

 

日程:2010年8月7日(土)、8日(日)

 

8月7日(土) 実践フォーラム 10:00~20:00(9:30受付開始/18:30~20:00懇親会・自由参加)8月8日(日) 研究フォーラム 10:00~16:50(9:30受付開始)

 

会場:JICA地球ひろば

 

所在地:東京都渋谷区広尾4-2-24 <交通>東京メトロ日比谷線 広尾駅下車(3番出口)徒歩1分※駐車場はありませんので車でのご来場はご遠慮ください。

 

参加費
2日参加 一般8,000円 会員・学生6,000円1日参加 一般4,000円 会員・学生3,000円

 

発表

 

・実践・研究報告
ESD 参加型開発とコミュニティーワーク、まち育て
実践者:長岡素彦(持続可能な開発のための教育の10年さいたま/コミュニティワーカーズネットまきコミュニケーションソーシャルプロデュースネット)

・自主ラウンドテーブル
ハンドブック「ESD・未来をつくる授業・実践」
実践者:長岡素彦&松田剛史(ESD学校教育研究会)


プログラム

8月7日(土) 実践フォーラム9:30~ 受付開始
10:00~11:50 ワークショップ体験(6プログラム)A 開発教育入門講座B ワークショップ版・世界がもし100人の村だったらC 新・貿易ゲーム-「国づくり」編D コンビニから考える私たちの暮らしE 援助する前に考えようF 地球の食卓
11:50~13:00 昼食・休憩/教材の展示販売※昼食はお持ちいただくか、建物内のカフェテリア、周辺の飲食店をご利用ください。
13:10~14:40 全体会「学びの場におけるファシリテーター」ゲスト:中野民夫(ワークショップ企画プロデューサー)、丸山まり子(小学校教員)司会:上條直美(立教大学)
15:10~18:00 自主ラウンドテーブル(全14コマ/80分×2ラウンド)

 

16:40~18:00 504

ハンドブック「ESD・未来をつくる授業・実践」
実践者:長岡素彦&松田剛史(ESD学校教育研究会)

 

教員と市民のESD学校教育研究会では、全国で学校での授業実践の「公開研究会・授業デザインフェスタ」を行うことで授業や学校づくりの生かしており、その成果を年報「ESD授業デザイン」にまとめ「ESDカリキュラム・学習計画検討会」を行い、全体計画や学校での進め方の検討を行っています。今年度は、ESD授業デザインハンドブック「ESD・未来をつくる授業・実践」(仮称)としてこれらの実績を踏まえて、児童・生徒の未来のために多くの教師達が行っている授業・実践を「ESD・未来をつくる授業・実践」として紹介し、児童・生徒の未来と社会・世界の未来をつくるための授業・実践を支援するものを作成します。今回、全研において参加者とともに開発教育・参加型開発の実践を聞きながらESD授業デザイン ハンドブック「ESD・未来をつくる授業・実践」の検討を行いたいと思います。

 

18:30~20:00 交流会(参加費別途2,000円)

8月8日(日) 研究フォーラム9:30~ 受付開始
10:00~11:40 実践・研究報告(全9コマ/45分×2ラウンド)
10:00 ~ 10:45  401

 

ESD 参加型開発とコミュニティーワーク、まち育て
実践者:長岡素彦(持続可能な開発のための教育の10年さいたま/コミュニティワーカーズネットまきコミュニケーションソーシャルプロデュースネット)

 

開発教育・開発の参加型開発・コミュニティオーガナイザーと福祉教育・福祉のコミュニティワーク・コミュニティワーカー、まち育て〔まちづくり・学習〕の実践と多くの共通点があるが、相互の関連づけや実践交流が少ない。従来からESDとしてこれらをつなぐ活動を行い、昨年は日本福祉教育・ボランティア学習学会の会員との事例検討により、開発教育・参加型開発と福祉教育・ボランティア学習・コミュニティワークについての研究・実践報告をまとめた。また、まち育て〔まちづくり・学習〕の実践をESDとして参加型開発につなげる実践・検討ををまちづくり現場での交流や(財)住宅総合研究財団の「住まい・まち学習」実践報告・論文集での発表・検討などで行ってきた。今回、全研において参加者とともに開発教育・参加型開発の実践者と福祉教育・ボランティア学習・コミュニティワーク、まち育ての検討を行い、相互に実りあるものとしたい。

11:50~13:00 昼食・休憩/教材の展示販売
※昼食はお持ちいただくか、建物内のカフェテリア、周辺の飲食店をご利用ください。
14:20~14:10 基調講演「オルタナティブな経済と開発教育」

 

講演:西川潤(早稲田大学) 司会:湯本浩之(立教大学)

 

14:20~16:50 課題別分科会(4コマ)
第1分科会 フェアトレードとオルタナティブな社会第2分科会 先住民族・アイヌをめぐる課題と開発教育第3分科会 多文化社会における開発教育とは-「ひとの移動」の視点から考える第4分科会 激動することばと開発教育

 

主催
特定非営利活動法人 開発教育協会/DEAR

 

協賛
(独)国際協力機構

 

後援
外務省、文部科学省、(財)自治体国際化協会、(特活)国際協力NGOセンター※一部申請中のものを含む



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