宇都宮大学生によるシンポジウム
「中心市街地活性化~人と人とをつなぐ~」
2月27日、宇都宮大学生によるシンポジウム「中心市街地活性化~人と人とをつなぐ~」が、宇都宮市生涯学習センターで開かれた。
これは、宇都宮大学教育学部総合人間形成課程の授業「プロジェクト研究I」(陣内研究室)の成果発表であり、学生たちが企画・運営したものだ。
同大の総合人間形成課程では、教育学部の授業を活かし、学生が多様な関心で自律的に学びを組み立て、課題発見力・課題解決力・主体性・創造性・柔軟性・自己開発力等の実践力を養うことを目指している。
このうち陣内研究室の「プロジェクト研究I」では、学生が「中心市街地活性化」「店を作り街を変える」「コミュニティカフェ及び子どもの居場所の運営」「子どもとまちづくり」「環境共生の住まい・まちづくり」の5つのプロジェクトを組み、まちの人と協働で行われた。
学生の半年間における「プロジェクト研究I」の活動報告が行われた。
「中心市街地活性化」プロジェクトでは、学生が餃子祭りや中心市街地のアートプロジェクト「なんだこりゃ」展などに参加し、アンケートやインタビューを行い、今後の中心市街地活性化を考えた。
「店を作り街を変える」プロジェクトでは、学生が買い物ワークショップまちづくりリレートークやユニオン通りの活性化の調査などを行い、個店をどうしたらいいのか検討した。
「コミュニティカフェ及び子どもの居場所の運営」プロジェクトでは、学生の始めた子どもの居場所づくり「飴ん坊」やコミュニティカフェ「ソノツギ」に関わり、「飴ん坊」や「ソノツギ」の今後を考えた。
うつのみやシティガイド協会会長の大貫裕氏は、うつのみやシティガイド協会の活動を語り、忘れられた宇都宮の歴史を再認識と若者の力の必要性を説いた。
まちづくりプランナーの村瀬正尊氏は、(株式会社マチヅクリ・ラボラトリー代表/株式会社ジャパンエリアマネジメント取締役/一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス理事)は株式会社ジャパンエリアマネジメントなどの活動とユニオン通りの活性化のユニオンスタジオプロジェクトなどを語った。
Y’steaオーナーの根本泰昌氏は、学生を応援してきた立場から学生の中心市街地への関わり方などを述べた。
これらを受けて、学生が新しいコミュニティ(中心市街地像)の提案として多世代交流、異世代協働のまちづくりと、そのプロゼスについて述べ、また、その中で学生のできることとして「情報発信」を提案し、バネリストと討論を行った。
参考 宇都宮市民活動サポートセンター blog
http://blogs.yahoo.co.jp/usaposen/64207445.html
また、2月20日には、放送大学「縮退社会におけるまちづくりを考える ~事例からの検証~」が放送大学栃木学習センターで開かれた。
これは、宇都宮大学の陣内雄次教授(放送大学客員教授)のコーディネートにより、 人口減少、超高齢社会、少子化という「縮退社会」を迎えつつある時代に従来のような成長モデルではない、新しいまちづくりの方法論を4つの報告を参考に論議するものだ。
パネルディスカションでは、全国のまちづくりの事例から縮退社会への取り組みについて報告を西本千尋氏(㈱ジャパンエリアマネジメント代表取締役 東京在住)、都心居住の可能性と課題に関する報告を阿久津新平氏(建築家 宇都宮在住)、市民主体による宇都宮市中心市街地でのまちづくりビジョン立案の報告を加藤能久氏(足利銀行 宇都宮在住) 、日光市三依地区での限界集落活性化プロジェクトの報告を岩井俊宗氏(NPO法人とちぎユーサポーターズネットワーク共同代表 宇都宮在住)がそれぞれ行って、縮退社会におけるまちづくりのあり方や方向性を論議した。