東北応援コムケアサロン
29日、コミュニティケア活動支援センターの東北応援コムケアサロンが東京湯島で開催された。
コミュニティケア活動支援センターは人や地域のつながりや社会をみんなで回復していくことを目指して多様な展開をしており、自殺防止の活動や月一回ささえあいサロンなどを開催している。
コミュニティケア活動支援センター
http://homepage2.nifty.com/CWS/
今回は、ARTS FOR HOPEやHEART for japan 、上野駅発着東北復興推進連絡協議会、山形で福島の支援を行っている市議などが集まって今後の震災支援と社会の復興を話し合った。
コミュニティケア活動支援センターの佐藤事務局長の挨拶の後、ARTS FOR HOPEの事務局の高橋雅子氏などがプロジェクトの説明を行った。
ARTS FOR HOPEは病院でのホスピタルアートを行っていたノウハウをもとに今回アートでの被災地や避難してきたのこども支援を行っている。
遠征チームによるアートプログラムを行っているが、現地チームによる継続プログラムを目指して3ヶ月間に各チーム3回のプログラムを行い、15の拠点を設け、3ヶ月に1度同じ拠点でプログラムを目指している。
ARTS FOR HOPE
http://homepage2.nifty.com/CWS/afh.pdf
上野駅発着東北復興推進連絡協議会の阿部氏がプロジェクトの第一弾として上野駅発でパンダのお菓子や東北の特産品を売って仙台の子どもたちを元気にしようというイベントを説明した。
5月5日には宮城でパンダによる遊びなどを行い、夏にはパンダ列車などの企画を予定しているという。
酒田市でNPO活動を行う市議の佐藤丈晴氏は今支援している福島の様子と山形と東北の今後について語った。
福島での支援活動をしていて思った福島の窮状や風評被害の問題を述べるともに、山形でも風評被害の影響もででおり、県を超えて東北として取り組むべきだと語った。
参加者から、支援活動や自分たちの生活や社会のあり方を見直しや新たな社会に関わる多様な意見が出された。
佐藤事務局長は全体を振り返って「コムケアとしてはこれからもこうした緩やかな話し合いの場を創っていこうと思います。誰我ではなく、何をするかが大切だと思っているという酒田市の市会議員の佐藤丈晴さんの言葉をみんな共有できたのではないかと思います。」と述べた。