「幸せの経済学」の上映とワークショップ
EPA(関係性の教育学会)
5月22日、東京都板橋区の大東文化会館で「幸せの経済学」の上映とワークショップが EPA(関係性の教育学会)の主催で行われた。
この「幸せの経済学」はインド・ラダック地方を中心に世界が開発により豊さを失う過程を追って、「本当の豊かさ」とは何かを考えるドキュメンタリー映画で、同日、日本各地で113ヶ所で上映された。
「監督のヘレナ・ノーバーグ・ホッジさんは、その解決の糸口として「グローバリゼーション」と対局にある「ローカリゼーション」を提案していきます。地域の力を取り戻すローカリゼーションの促進が、切り離されてしまった人と人、人と自然とのつながりを取り戻し、地域社会の絆を強めていく、と語ります。
実際に世界では、「本当の豊かさ」を求め、持続可能で自立した暮らし を目指すコミュニティの構築が世界的に広がりつつあります。この映画の中では、日本の小川町での取り組みやキューバで起こったオイル・ピークについてのサステナブルソリューションについても取り上げています。映 画からこの機会に、わたしたちの未来を描いてませんか。」(呼びかけ文より)
上映後、地域の方、国際協力に関心のある方・会社員、あるいは社会的起業、園芸福祉の方など学生などの参加者と幸せを考えるワークショップが行われた。
参加者は自分の暮らしの中で自分が幸せと思う事から、家族、地域、日本、世界・地球での幸せを考え、そのつながりを論議した。
EPA(関係性の教育学会) www.epajapan.jimdo.com
◆映画概要
【作品名】幸せの経済学(The Economics of Happiness)
【HP】日本語: http://www.shiawaseno.net/
英語: http://www.theeconomicsofhappiness.org/
【制作年】2010年 【時間】68分
【プロデューサー】ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ(ISECの代表者)
【監督】ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、スティーブン・ゴーリック、ジョン・ページ
【制作】The International Society for Ecology and Culture (ISEC)
【配給・宣伝】ユナイテッドピープル株式会社 ( http://www.unitedpeople.jp/ )