こどもの外遊びと避難
江戸川で地域活動やこどもの安全、そして、自然エネルギーを実践して、バレスチナのこどもたちの支援までしている大河内秀人和尚のプログから。
「子どもを外で遊ばせてよいかという問いに対して」
寿光院が「原子力行政を問い直す宗教者の会」の東京事務局で、「避難・疎開プロジェクト」の連絡先になっているので、関東圏のお母さんたちを中心に、「ここにいてもいいのか」、「外で遊ばせていいのか」、「給食や牛乳は大丈夫なのか」・・・といった問い合わせがよくかかってきます。
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福島に限らず、できる限りみんな、より安全な場所…できれば南半球…に避難して欲しいという気持ちもあります。しかし、ここで生きていくという道を妥協ではない決意として選択するならば、今の子どもを守ることに止まらず、300年後を考えて生きるべきです。
ー略ー
300年後、恨まれようが誉められようが、僕たちの名前を知る人はいないでしょう。しかし、人権をはじめ社会思想を高めてきた原動力は、聖人君主の教えではなく、虐げられ、踏みつけられてきた名もなき命の願いだったと思います。
意味のある苦しみを分かち合い、未来(子ども)を信じてポジティブにいきましょう。
「欣求浄土 無核無兵」へ「未来は変えられる」
子どもを外で遊ばせてよいかという問いに対して | 住職・大河内秀人の徒然グサリ