「モバキャス」
マルチメディア放送
サービス名は「モバキャス」、mmbiがマルチメディア放送の具体像を説明
2012年4月に開始予定の携帯端末向けマルチメディア放送のサービス名が「モバキャス」に決定した。あわせて、ソフト事業者を目指すmmbiがサービスの具体的なイメージを発表した。
携帯端末向けマルチメディア放送は、2011年7月24日に停波する(岩手県、宮城県、福島県は2012年3月31日に延期)アナログテレビのVHF帯(207.5MHz~222MHzの14.5MHz)を使ってストリーミングやデータ配信を行う新しい放送サービス。このマルチメディア放送のVHF帯が割り当てられる事業者の1枠を巡り、KDDIとクアルコムジャパンが共同設立したメディアフロージャパン企画と、NTTドコモとフジテレビらが設立したマルチメディア放送(以下、mmbi)が免許を申請したが、2010年9月8日に電波監理審議会の答申を経て、mmbiにマルチメディア放送の免許が付与された。
その後、2011年1月11日にmmbiが会社分割を用いて、受託放送事業を承継する100%子会社「株式会社ジャパン・モバイルキャスティング」を設立し、mmbiはソフト事業者としてサービスの提供に注力することになった。