特定非営利活動法人 安心安全ネットワークきずな
「きずなステーション」オープン
11月25 日、埼玉県三芳町に東入間地域(三芳町・ふじみ野市・富士見市)のコミュニティスペースきずなステーションがオープンした。
きずなステーションは、株式会社 発するFMとNPO 法人 安心安全ネットワークきずなが協同で運営する多目的スペースである。
東入間地域で、地域の安心安全をテーマに活動をしていた市民が安心安全情報の提供をネットとコミュニティFMで情報提供するために発するFMを設立し、PTAや自治体、警察など協働で事業を行い、総務省の事業などを行うなどして、広く市民の参加を得る安心安全ネットワークきずなを立ち上げた。
今年の東日本大震災では、地震、計画停電などの情報を寝る間も惜しんでメールとコミュニティFMで提供したという。
今回のコミュニティスペースきずなステーションのオープニングでは、開会後、これまでの経緯が述べられ、挨拶では同NPOの代表理事上杉真由美氏が、様々な人との出会いによって生まれたこの場と活動への想いや自分たちのやるべきことなどを語った。
東入間地域の三芳町・ふじみ野市・富士見市の首長を始めとして国会議員、県会・市町会議員、団体・企業関係者、市民などが参加し、地域の絆の意義を語り、祝辞を述べた。
三芳町の林伊佐雄町長は、協働のまちづくりをすすめる三芳町でNPOによってこのような場所が出来たことに感謝を述べる共に、安心・安全の活動が重要であることを述べた。
また、町の防災無線が聞こえない場所もあったり、それらが障がい者には伝わらないこともある中、ネットとコミュニティFMというそれを補ってあまりある手段で情報提供されることはすばらしいと述べた。
私たち情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP)「東日本大震災 情報行動調査」でも、ネットとコミュニティFMの重要性が認められ、また、コミュティの場の意味も確認された。
絆は大切だが黙っていても育まれる訳ではない。
このような地道で斬新な活動や場づくりによって生み出される。
(参考)
きずなステーション | 東入間地域(三芳町・ふじみ野市・富士見市)のコミュニティー・サイト