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スローレポート 『S−Report』 (2/2号)
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◆◆◆ Google+戦略 ◆◆◆
AKB48 Now on Google+
Google+を有効活用する「Google+戦略」が企業、プロジェクト、また、プロモーションで始まっている。
Google+は、ソーシャルネットワークで「Google+ を使用すると、現実の世界と同じようにウェブ上のユーザーと交流することができます。意見や感想、リンク、写真などを共有したいサークルと共有します。簡単なビデオチャットで最大 9 人と同時に会話できます。1 つのページでみんなと早くて簡単なグループチャットができます。Google+
での新しい共有のアプローチはまだ始まったばかりです。」
http://www.google.com/intl/ja/+/learnmore/
AKB48が6周年を迎えた昨年12月、AKB48とGoogleの提携による「AKB48 Now on Google+」が発表され、その第1弾企画で「Google+」を活用し、情報発信やファンとの交流を行っている。
AKB48 Now on Google+
http://www.google.com/intl/ja/+/project48/
今までも、AKBの公式サイト(姉妹サイト含む)でファンが交流する有料の仕組みがあった。
http://www.akb48.co.jp/
しかし、今回の「AKB48 Now on Google+」は、無料の仕組みであるとともに、ファンに限らず誰でも参加できるものになっている。
誰でもというのはファンばかりでなく、関係者も参加できる。
そうするとこういうことが起きる。
★1月9日の「AKB48 Now on Google+」からの引用。( )内は補いました。
秋元康- 1/9 17:20 - Mobile - 一般公開
そう言えば、(AKBのドラマ)「マジすか学園2」の時に、 咲子師匠(メンバーの松井咲子のこと)をピアノを弾くヤンキーにしようという企画があって、ポニーキャニオンからサウンドトラックを出そうとしてたけど、あれ、どうした?ポニーキャニオンの人、見てたら連絡ください。
秋元康- 1/10 11:51 - Mobile - 一般公開
ポニーキャニオンから連絡が来た。「Google+を見て大騒ぎになっていました」って。咲子師匠のアルバム、何が何でもポニーキャニオンでやりたいそうだ。
松井咲子(本人)- 12:21 - Mobile - 一般公開
( ゚д゚)・・・(つд⊂)ゴシゴシ・・・(;゚д゚)・・・(つд⊂)ゴシゴシ・・・(;@Д@)!!!!!!!
戦場のGoogle+…!!!
松井咲子(本人)- 12:25 - Mobile - 一般公開
なにこれどっきり…?!
カメラどこ?o(゚Д゚ = ゚Д゚)o キョロキョロ
秋元康- 12:46 - Mobile - 一般公開
咲子師匠のアルバムは、真面目に作るよ。ぐぐたすのテーマも入れて…。でも、もう一曲だけ、わがままを言わせてくれ。
「宇津井健の加圧トレーニングのテーマ」も頼む。加圧トレーニングをする時に流すイージーリスニング。「シェルブールの雨傘」のような奴ね。
咲子師匠のピアノ演奏で、全国のみなさんが加圧トレーニングをするなんて、胸熱。
秋元康 - 18:01 - Mobile - 一般公開
咲子師匠のアルバムの件で、
ポニーキャニオンの方に
あちこちのメディアから、
取材やら問い合わせが殺到しているらしいよ。
恐るべし、ぐぐたす。 (Google+のこと)
◆つまり、ファンや一般の人が見ている前でAKB48の咲子師匠(松井咲子)のピアノ演奏新しいアルバムができることになった。
★1月9日の「AKB48 Now on Google+」からの引用。( )内は補いました。
秋元康 - 0:39 - Mobile - 一般公開
(メンバーの)コメントに、「投稿方針を変えるんですか?」というのがあったけど、どういう意味だろう?僕が知る限り、何も変わっていないと思います。メンバーは自分の責任で、自由に投稿し、誰からの検閲も受けない。そんな自由な感じでやってるよね?
この間、ファンや一般の人のコメントで「運営者のメンバーへのコメント検閲」が論議になった。
秋元康 - 0:42 - Mobile - 一般公開
業務連絡。
NMBの剱持!
何かあったの?
秋元康 - 1:04 - Mobile - 一般公開
業務連絡。
NMBスタッフへ。
ぐぐたす投稿に対する検閲はありえません。
ぐぐたすは、本音で語る場です。
言いたいことを言い合う場です。
好きにやらせなさい。
スリルとスピードがなくなったぐぐたすなんか面白くありません。
ガチで行こうぜ!
山本彩 - 1:15 - Mobile - 一般公開
やすす先生
ありがとうございます。
私からNMBのマネジメント側にも
話しました。
検閲は無くなりました。
やすす先生からも
メール頂きましたが
本当に嬉しいというか
安心出来る言葉を沢山
もらいました。
やすす先生本当にありがとう。
ぐぐたすはガチです!
秋元康 - 1:19 - Mobile - 一般公開
業務連絡。
SKEのスタッフへ。
ぐぐたすに時間制限をつけているのか?
そこまで運営が口を出すな。
メンバーを信じて、自己責任でやらせなさい。
NMBもSKEも、僕の知らないところで勝手なルールを作らないでください。
戸賀崎智信 - 1月25日12:36 - Mobile - 一般公開
勿論、コメント数や年齢の制限などがあること、ファンの総意ではないことは理解しております。全てにおいて一意見。ただし、その一意見の数が多い場合は課題として検討するかどうか皆様と協議出来ればと思っています。
試しながら調整しましょう。
◆つまり、秋元総合プロテューサーの知らないところで出来ていた規制がメンバーとの会話で分かり、プロデューサーがスタッフと話して解消した訳です。
◆このようにセクター間連携不足、組織のコミュケーション不足、合意されないローカルルールなどは巨大化した組織で起こる問題であり、その解消をGoogle+で行う事が出来る。
それだけではない。
ジェフ・ジャービスは、著書「パブリック」中で、開かれたネットの価値について実例を述べているように、「組織内や組織間の問題」を閉ざす事無く公開すると、仕事が早く進むばかりでなく、多くの人に共感、納得してもらうことができる。
「今回、(「AKB48 Now on Google+」の)第2弾企画として、1月22日18時より行われる「リクエストアワーセットリストベスト100 2012(最終日)」の模様を配信することが発表された。YouTubeの「AKB48 Official
Channel!」においてステージ正面のカメラで撮影されるメイン映像を配信。さらに各メンバーのGoogle+個人ページや、AKB48の公式Google+ページ「AKB48 Now on Google+」において、Google+のオリジナル映像としてステージ後方の上手と下手から撮影されるメンバーのアップ映像を配信する。」
そして、AKBグループのメンバーのGoogle+での展開ともに、今行われているTDCでのリクエストアワーセットリストベスト100の公演中にGoogle+連携が始まった。
その日のGoogle+
松井咲子 - 19:07 - Mobile - 一般公開
会場のみんなと! メンバーになんか質問ありますかー?
もちろん、Twitterを使ったコンサートはあったが、スタッフがプレイヤーに情報を提供するものだった。
舞台にいるメンバーが問いかけるライブが始まった。
★1月28日の「AKB48 Now on Google+」からの引用。
秋元康 - 9:17 - Mobile - 一般公開
みなさんのコメント、しっかり読ませていただきました。もちろん、総合プロデューサーとして監督不行き届きであったことを、ファンのみなさんにお詫びしなければいけませんし、本人たちからファンのみなさんへ直接、お話しする機会を作らなければいけないと思っています。
ちょっと、関係ない話をさせてください。
昔、あるオーディションにめちゃくちゃ歌が巧いコがやって来ました。声が魅力的で歌心を持っていました。最後まで迷いましたが、
僕は彼女を不合格にしました。正直、僕の手には負えないと思ったのです。これだけの歌唱力を生かす自信がなかったのです。
それから、彼女はミスチルのプロデューサー小林武史さんと出会ってデビューしました。
Salyuです。彼女は僕のプロデュースでは売れなかったでしょう。小林武史さんが手掛けたから売れたと思っています。
AKB48に明日のSalyuはいないか?
いつも不安になります。
僕ではないプロデューサーが手掛けたら、もっと輝くメンバーがいるんじゃないか?
僕が外部のクイエイターと積極的に組んだり、ミュージックビデオやドラマや映画やアニメやテレビ番組のキャスティングを現場に任せるのはそのためです。
AKB48がすべてではありません。
プロデューサー秋元康がすべてではありません。
僕はこれからも二人の相談に乗ろうと思いますし、これがきっかけで彼女たちの才能がどこかで開花してくれたらいいなと思います
◆ここに書かれたこれらのことと意見を同じくしている訳ではないですが。
参考
『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』上映中
『DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう? スペシャル・エディション』[DVD]
◆秋元康
成功するためには、何が必要か?
………運です。
僕はこの38年間、スターと呼ばれる人たちを見て来ました。
僕も何人もプロデュースして来ました。
そこで見たものは、運です。
どんなに実力があっても、
運がないとスターにはなれないのです。
じゃあ、努力をしていても無駄なのか?
努力は報われないのか?
そんなことはありません。
努力は必要です。
言い方を変えれば、
努力は成功するための最低条件です。
みんな、必死に努力して、
じっと、チャンスの順番を待つしかないのです。
大ベストセラー「もしドラ」を書いた岩崎夏海は、僕について16年後に成功しました。
僕のドライバーをやっている時も、
ずっと、小説を書いていたんですよ。
いつか、必ず、チャンスの順番が来ると信じなさい。
自分の境遇の悪さだけを嘆いていても始まりません。
頑張れとしか言えないんだ。
僕がチャンスを作っているのではありません。
僕からのチャンスを待っている間はだめですね。
「私だって選抜に入れば…」
「私だってドラマに出れば…」
「私だってコマーシャルに出れば…」
それがチャンスだと思っているかもしれませんが、それは違います。
それは、チャンスの出口です。
みんなに見つけて欲しいのは、
チャンスの入り口です。
例えば、松井咲子。
彼女のチャンスの入り口は、
音大に入ったことです。
趣味の域を越えているから、
代々木でコンサートをやった時、
「ポニーテールとシュシュ」を
弾いてもらったのです。
「TEPPEN」にも繋がり、
ぐぐたすで、さらにブレイクした
ということです。
アルバムを出すのは、
チャンスの出口です。
このアルバムを名刺がわりに
どう進むか?です。
選抜も、コマーシャルも、番組も、
僕が一人で決めているわけではありません。
最終決定権は僕にありますが、
いろいろなスタッフの意見を聞きます。
そこに、もっと、いろいろな名前が出て欲しいんですよね。
つまり、松井咲子のような小さな努力や運が見えて来ないんです。
今の自分にできることを考えなさい。
◆◆◆ ご案内 ◆◆◆
プルミエール
お産から社会を考える
いろいろとこどもを産みにくい社会ですが、今のお産は、制度や文化の問題、産科医院の不足もあって効率的に出産させることも多くなっています。
自然な出産や育児を望んでいてもなかなかむずかしい。
この現状とともに、伝統的な出産や世界での出産の状況、そして、これからぱぱとままになる前の世代の意見を聞いて考えます。
日時 2月7日(火)13時~16時
場所 大阪経済法科大学東京麻布台セミナーハウス 4階 小会議室
http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/access.html
(最寄駅は、日比谷線神谷町です。)
無料のイベントです、当日会場にお越し下さい
スピーチ
タイの少数民族のお産 林佐紀さん(学生)
日本のお産の現状 高橋孝予さん(助産師)
乳幼児に育児(母乳、おむつ無し) 野口扶美子さん
西出博美さん、高瀬唯さん
コメンテータ上村英明( 恵泉女学園大学教授、NGO市民外交センター代表 )
「プルミエール ~私たちの出産~」 [DVD]の紹介
参加者でディスカション
司会進行・ファシリ 長岡素彦(持続可能な開発ための教育の10年さいたま代表)
連絡先
事務局 ソーシャルプロデュースネット
メール spn@office.email.ne.jp
ファクス 049-233-0402
http://socialproduce.net/
(長岡素彦)
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ESD
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