平成24年度企業とNPOの協働フォーラム
企業と地域による共助社会づくり
11月2日、「平成24年度NPOと企業のマッチングフォーラム」(共催 埼玉県(県民生活部共助社会づくり課) (公財)埼玉りそな産業経済振興財団))がさいたま市の新都心ビジネス交流プラザで開かれた。
「企業の地域貢献やCSRへの理解を深めるとともに、具体的事例を通じて、企業、地域住民及びNPOの共助の関係について学び、共助社会づくりに向けた今後の在り方について、共に考えていきます。」
挨拶の後、「いいね!が企業と社会の関係をかえる」として雑誌「オルタナ」編集長の森摂氏((株)オルタナ代表取締役)の講演が行われた。
オルタナalternaは環境とCSRにフォーカスした日本唯一のビジネス情報誌で、他にもCSRmonthly、オルタナS、Yahoo!オルタナを発行している。
環境問題やCSRの歴史的経緯、定義を述べて、CSRは企業価値の向上に有効で、やらないことのリスクを語った。
また、CSR経営のメリット、ブランドづくりに果たす役割を語り、CSRは企業が地域や社会のニーズに応えて社会問題の解決に務めることだという。
次に、(株)リヴァックス代表取締役社長の赤澤健一氏が同社の事業とCSRについて述べた。
リヴァックスは、西宮市・伊丹市で家庭ゴミ、事業系一般廃棄物の収集・運搬、 産業廃棄物の中間処理やアライアンスを事業として行っている。
また、大手飲料メーカーの容器の破砕処理・リサイクルを受託しており、エコプロダクツ展の奨励賞を受賞し、有機性廃棄物のバイオソリッド燃料化処理ではひょううごバイオマスecoモデルに登録されている。
CSR戦略として、貢献活動から地域での活動へを目指し、NPOとの協働によりNPOと学校で授業を行うことから始めて、今は自ら学校で授業を行うことからも教員の受け入れなどを行っている。