ESDと復興 岩手
災害と学校教育
大槌町セッション
11月25日、「ESDと復興 岩手 災害と学校教育」の大槌町セッション(主催 ESD学校教育研究会、岩手大学教育学部梶原昌五 協賛 岩手大学社会学教室麦倉研究室)が行われた。
岩手県内の津波被災地で、被災した学校がどのような状態であったか、また、学校が今後教育すべきことは何かを一緒に考えます。
視点はESDです。将来の子どもたちに、どのような街に住んで、どのような生活をして欲しいのか。私たちの今を考えながら、未来のこの街を一緒に考えます。そこから、私 たちが目指すべき「持続可能な街に住むための教育」が導き出されると思います。(趣旨)
岩手県大槌町のプレハブ校舎。
昔、プレハブ校舎に通ったことがある。
夏は暑く、冬は寒い。
震災から1年半以上立った。
このプレハブ校舎と一つの校庭に
大槌小学校
安渡小学校
赤浜小学校
大槌北小学校
大槌中学校
が入っている
大槌の私立のみどり幼稚園
外見はなんともない。
それもそのばず、
園児の安全ために新築したばかり。
津波は柱までやってきた。
園長先生は、普段から園児とともに備え、
父兄にはていねいに説明をしてた。
津波がやってきた日にも
バスで避難することができた。
奇跡ではないが。奇跡的だ。
こどもたちの力が、ひとりひとりの力が何一つ、欠けていてもできなかっただろう。
その後、大槌町の大槌高校同窓会館で意見交換会を行った。
まず、同町の震災・津波被害と現況について説明の後、大槌のみどり幼稚園、山田町、船越小、大槌中、大槌高、南三陸町伊里前小などの父兄、教員、事務職員、校務員などの方々が集まり話し合った。
学校から津波から逃げた時の状況、判断、マニュアル、制度、プログラムなどについて語られ、全体で論議した。