防災教育×復興教育からESDを考える
~気仙沼市の取組みから学び、地域で展開する
12月8日、東京都文京区立駒本小学校で「防災教育×復興教育からESDを考える ~気仙沼市の取組みから学び、地域で展開する」(主催 文京区駒本小学校支援地域本部、板橋区成増小学校支援地域本部)が行われた。
「気仙沼市教育委員会では教育研究員研究発表会を毎年行っています。昨年の東日本大震災を契機に気仙沼市はアウターライズ地震津波に対する備えは欠かせないものとなっています。そのため津波防災教育は正に喫緊の課題となっています。このことから、昨年度は気仙沼市教育研究員の研究課題をESDでの地震・津波防災に絞りました。そして本年度も引き続き地震・津波防災を研究課題としています。
今回は気仙沼市教育委員会としての考え方や取組み、昨年度・今年度の研究についてお話をお聞きします。そのような取組み等を手がかりに、ESD や地域の子どもの育ちを支援できるのか、学びあいましょう。」(趣旨)
気仙沼教育委員会では、気仙沼市が考える防災教育・復興教育を語った。
まず、気仙沼市全体及び学校の被害とその対応について語った。
また、昨年の東日本大震災により、気仙沼市では従来以上に地震津波に対する備えは重要となり、そのための防災教育が課題となっていると述べた。
これらの教育を持続可能な開発のための教育=ESDの視点で展開していること、また、ESDの視点がなぜ必要かについても述べた。
そして、2011年度は、30年間毎年行っている教育委員会の教育研究員研究発表会の研究課題をESDでの地震・津波防災とした。
そして、今年のはじめにその研究成果をまとめ、本年度も引き続き同じ研究課題を発展させて、現在まとめているという。
この前日、地震と津波があり、児童・生徒と教員・学校の安否を確認でき無ければ来れない状況だったという。