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スローレポート 『S−Report』 (5/30号)
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◆◆◆ 言葉の重み ◆◆◆
空疎な言葉が行き交う中、詩や言葉の重みを感じる文章をご紹介します。
ここからも読めます。
http://www.slowtimes.net/2013/05/30/20130530/
関係性の教育学会第11回(2013)年次大会で朗読してもらう詩や文章を選んでいる。
朗読してもらいたいものから下記を転載します。(選んだもののうち公開されているもののみです。)
★「わたしは、ふつうの子供を産めますか?何さいまで生きられますか?」 福島市 小学5年生の女の子(当時)
2011年8月18日、福島の小中学生4人が上京し、手紙約40通を、内閣府原子力災害対策本部と文部科学省の担当者に手渡し訴えた。 また、この文章は「わたしは、ふつうの子供を産めますか?」を削除した形で朝日新聞出版から出版されている。
「わたしは、ふつうの子供を産めますか?何さいまで生きられますか?」
なんで、わたしだけ、転校しないといけないんですか。
毎日、長そで、長ズボン、マスク、ボウシでとても暑い日もいっています。
外でも遊べません。まども、去年のようにはあけられません。
わたしのお母さんは、いつもニュースを見るかパソコンをしています。
わたしは2学期から転校します。あと7日しか、学校にいれません。とってもいやでとってもかなしいです。
TVでは、福島市○○○は安全ですといっているけど、じっさいに、こうえん会にいくと、いろいろな人があぶないと言っています。
他の県の人達も、福島の子供、わたしたちを福島県からにがそうと、いろいろプロジェクトを考えてくれています。
なぜ福島市は、ひなんにならないのですか。
「わたしの夢は去年とは全くちがいます」
*放射線をなくしてほしいです。*ひなんくいきにしてほしいです。*平和な国にもどってほしいです。*ふつうの子供を産みたいです。*長生きしたいです。*本当にだいじょうぶと思っているのかを知りたいです。*もう、じしんの国、日本に、げんぱつをなくしてほしいです。*ひなんしている人を元気づけたいです。*みんなが自然のえがおでみんなを元気にしたいです。*日本中のみんなの力を合わせてふっこうしたいです。*放射線がなくなって、外で犬をかいたいです。*しゅくはくくんれんに今の学校の仲間といきたいです。
お願いします。私たちを守ってください。
★「ひとのあかし」 若松丈太郎さん 詩人
チェルノブイリ事故を聞いて福島で起きた場合を描いた「神隠しされた街」という詩を1991年に発表した南相馬在住の若松丈太郎さんの「ひとのあかし」です。
「ひとのあかし」
ひとは作物を栽培することを覚えた
ひとは生きものを飼育することを覚えた
作物の栽培も
生きものの飼育も
ひとがひとであることのあかしだ
あるとき以後
耕作地があるのに作物を栽培できない
家畜がいるのに飼育できない
魚がいるのに漁ができない
ということになったら
ひとはひとであるとは言えない のではないか
◆◆◆ ご案内 ◆◆◆
関係性の教育学会第11回(2013)年次大会 http://epajapan.jimdo.com/ 場 所:大東文化会館(ホール)(東京都板橋区・東武東上線東武練馬) 東京都板橋区徳丸2-4-21日 時:2013年6月1日(土)午前10時より午後5時まで 第1部(午前10時より)研究発表 第2部(午後 2時より)テーマセッション I / II内
容:1)参加者による発表 午前10時10分より、1件あたり10分づつの発表をおこないます。2)テーマセッション 午後2時より、朗読、関係性による I「地域/当事者のちから」, II「復興」をテーマに、フュチャーセッション・ワークショップをおこない、探求・深化をはかります。 本大会の2つのI「地域/当事者のちから」II「復興」というテーマを統合し、1)
個別発表でだされた諸問題を共有し、2) 皆で、(リスク、メリット)を踏まえて、どうするか(アクションプラン / 行動メニュー)をつくる。
http://epajapan.jimdo.com/%E5%B9%B4%E6%AC%A1%E5%A
4%A7%E4%BC%9A/%E7%AC%AC11%E5%9B%9E-2013/
多文化共生とESD 名古屋
関東での多文化共生の状況とESDについての調査にもとづいた報告を陣内雄次氏(宇都宮大学教育学部教授)から聞き、参加者による愛知の多文化共生の状況とESDの論議をします。 日 時:2013年6月17日(月)午後6時30分から8時場 所:中部大学名古屋キャンパス3階・中部大学国際ESDセンター分室 名古屋市中区千代田5-14-22 JR中央本線「鶴舞」駅名大病院口(北口)下車すぐ 地下鉄「鶴舞」駅下車北へ約100m http://www.chubu.ac.jp/location/index.htmlゲスト:陣内
雄次(宇都宮大学), 長岡 素彦(ESD-J理事), 古澤 礼太(中部大学国際ESDセンター)進 行:淺川 和也(東海学園大学)参加費:無料(定員15名)共 催:ESD学校教育研究会.
平和教育地球キャンペーンNAGOYA問合せ/申込み:info-lab@cyber.email.ne.jp-----------------------------------------------
ESD-J全国ミーティング2013 in 岡山「未来へつなぐを現場で学ぶ」
来月、岡山で岡山市と連携して開かれるESD-J全国ミーティング2013 in 岡山「未来へつなぐを現場で学ぶ」を行います。
基調講演「ESDと震災~災害教育という考え方」でRQ災害教育センター代表理事の広瀬敏通氏さん、復興の分科会4には阿部正人さん登場です。 私が企画・運営しているこの分科会には岡山大学も参画しています。 また、私が行うポスターセッションもあります。 尚、岡山の方には参加割引があります。
分科会4「体験・実例から語る復興のコーディネート」 (6月16日9:30~ 岡山大学津島キャンパス「自然科学研究科棟」2Fにて)
宮城県南三陸町小学校教員の阿部正人氏(気仙沼在住)をゲストに、全体会でも講演いただく広瀬氏をコメンテーターに迎え、岡大の学生の事例なども 聞きながら、震災復興でのコ―ディネーターの役割について、コ―デネーション留意点等を整理しつつ、参加者のみなさんと一緒に考えます。
以下、予定。
◉発表
■「体験・実例から語る復興のコーディネート ー伊里前と小泉の事例を通して」
発表者 宮城県南三陸町小学校教員阿部正人氏(気仙沼在住) 60分程度
気仙沼で先進的にESDをすすめてきた阿部氏は震災復興で学校のある伊里前で学校と地域をつなぐコーディネート、住んでいる小泉では地域と外部をつなぐ コー ディネートを行ってきました。 その実践報告からコ―ディネーターの役割やコ―デネーションのあり方、持続可能な復興、ESD・防災・復興教育について語ります。 ESD関係、防災以外にも、 日本学術会議「災害と環境教育~内発的なESDからの復興の
道筋の展望~」などで講演を行っています。
■「地域コミュニティ主導型の要援護者支援システムの提案ー岡山市民の津波避 難行動・ 意識の実態をふまえてー」
発表者 岡山大学大学院環境生命科学研究科1年 佐々木麻衣氏 15分 岡山市民の津波避難行動・意識に対する現状及び課題を、アンケート調査やシミュレーション解析をもとに明らかにするとともに、それら結果をふまえた地域 コミュニ ティ主導型の要援護者支援システムを提案する。
ご担当 岡山大学大学院 環境学研究科氏原岳人先生
■「安心・安全のまちづくり-留学生が見た東日本大震災-」 15分
発表者 岡山大学 王雲風氏、ジュリ・ムテ―氏、エレノア・ジェーミソン氏、秀川佳苗氏
東日本大震災の記憶は、時間が経つにつれて薄くなっているように感じられます。しかし、南海トラフ地震など災害の危険性は常に考えなければなりません。岡山大学では、南三陸町と気仙沼市へ留学生と向い、岡山でできることを考えてみました。日本人とは違った外国人の気づきを通じて、安心・安全なまちづくりについて考える活動を行っています。
ご担当 岡山大学大学 地域総合研究センター岩淵泰先生
◉コメント 一般社団法人RQ災害教育センター代表理事 広瀬敏通氏 20分
11:30~13:20 ◉パネルディスカション(質疑含む)・ランチミーティング 発表者・コメンテーターが並び、論議と質疑
途中、ランチしながらになります。食事を持参されるか、予約をお勧めします。
■ポスターセッション
1日目の13:00より開会までの間、及び休憩時間に会場内及びホールにてポスターセッションを行う予定です。
題名:「ESDと復興 ー 岩手編」組織:ESD学校教育研究会発表者:岩手大学教育学部 梶原昌五、持続可能開発のための教育の10年さいたま 長岡素彦
題名:「震災でのこども・若者の力を活かしたESD・ESDコーディネーター 持続可能な未来へ」組織:持続可能開発のための教育の10年さいたま発表者:持続可能開発のための教育の10年さいたま 長岡素彦
ESD-J全国ミーティング2013 in 岡山【参加者募集】http://www.esd-j.org/j/topics/topics.php?itemid=3326&catid=89
「未来へつなぐ」を現場で学ぶ
~2014年のESDユネスコ世界会議と2015年以降のESDの推進に向けて~
今年のESD-J全国ミーティングは、「ESDの視点を持ったコーディネーター育成とそのネットワークづくり」をテーマに、国内でもっともESDが盛り上がっている場所のひとつ、岡山市で開催します。岡山市は2005年に、学校や市民団体、企業、行政など、立場や分野の違う人たちが集まりESD を推進する「岡山ESDプロジェクト」を立ち上げました。市内に37 ある公民館を地域のESD
推進拠点と位置づけ、それぞれの地域でESD
を進めています。今回は、これらの公民館の活動をコーディネートしている「つなぐ人」や、全国各地のキーパーソンとともに、それぞれのテーマごとにESDコーディネーターの果たす役割やコーディネートのコツなどについて、参加者のみなさんとともに学びあっていきたいと考えています。また、全国ミーティングの前後では、岡山市主催のエクスカーションが企画されています。この機会に、ESDの最先端岡山市の取り組みに触れ、「未来へつなぐ人」への第一歩を踏み出してみませんか?
■日時 2013年6月15日(土)13:00~ 受付&ポスターセッション 14:00~18:00 全体会 6月16日(日)9:30~ 分科会(各会場) 13:30~16:00 全体会
■会場全体会 岡山大学(岡山市北区津島中1-1-1)津島キャンパス「自然科学研究科棟」2F(東門近く)分科会(2日目午前中) ・高島公民館(岡山市中区国府市場99-5) ・岡西公民館(岡山市北区下伊福西町1−48) ・京山公民館(岡山市北区伊島町2丁目9−38) ・岡山大学津島キャンパス「自然科学研究科棟」2F
■参加費:2日間参加 正会員/学生/岡山県内参加者:2000円 一般:4000円(交流会費別途:3000円) 1日のみ参加 正会員/学生/岡山県内参加者:1000円 一般:2000円
■定員:120名 (先着締め切り)
■主催:認定NPO法人 持続可能な開発のための教育の10年推進会議(ESD-J)
■共催:岡山市(予定)
■プログラム(案) ※内容については、多少変わることがございます。【2013年6月15日(土)】13:00 受付&ポスターセッション14:00 開会14:15 現場での ESD 実践拡大に向けて
~2014年に向けた文部科学省と環境省の取組を聞く~15:15 「ESDと震災~災害教育という考え方(仮)」 ゲスト:広瀬敏通氏(一般社団法人RQ災害教育センター) 災害復興の現場で、さまざまな活動を通して、ESD的な学びが生まれています。 16:10 「未来へつなぐ人(ESDコーディネーター)」育成プロジェクトについて16:50
岡山市の取り組みの紹介、分科会の紹介18:00 終了(18:30~懇親会:大学生協カフェピーチユニオン3Fにて)
【2013年6月16日(日)】9:30 分科会(各会場にて)① 高島公民館「生物多様性をいかした地域づくり」 定員25名② 岡西公民館「人と地域の力を引き出すコーディネーション」 定員25名③ 京山公民館「学校と地域が連携したESD」 定員25名④ 岡山大学「体験・事例から語る復興のコーディネート」 定員45名※各分科会会場で、ランチミーティング13:30 全体会 「岡山を通してESDのコーディネーションを学ぶ」 15:00 2014年の取り組みをつなぐ、そしてその先へ 16:00 終了
★お申し込み☆
※分科会、エクスカーションについては下記を参考にしてください。
※エクスカーションは5月末締め切りです(ただし、定員に達したら締め切ります)。
≪エクスカーションのご案内≫ *岡山市主催*
○6/14(金)「アートを通して島の歴史を感じる直島の旅」 集合:10時30分 JR岡山駅在来線中央口前 (岡山駅構内コンビニのハートインが目印です) 参加費:2,000円程度(交通費のみ) 別途、食事代・施設入館料がかかります。 定員:15名程度詳細(6/14)はこちら
※瀬戸内国際芸術祭2013in直島の見どころについてはこちらをご参照ください。
○6/17(月)「岡山のルーツをめぐる水の旅 ~旭川・百間川から児島湖へ~」 集合:8時30分 JR岡山駅西口広場 参加費:1,500円(昼食代) 定員:20名程度
≪分科会の詳細について≫① 高島公民館「生物多様性をいかした地域づくり」 定員25名 天然記念物のアユモドキの生息地でESDに通じる保護活動が進められている地域にある高島公民館では、地域まるごと博物館としての取り組みを進めている高島エコミュージアムの方をゲストに迎え、地域の環境を活かしたESDやそのための地域内コーディネーションにスポットを当てます。
② 岡西公民館「人と地域の力を引き出すコーディネーション」 定員25名 岡西公民館では、人と地域の持つ潜在的な能力を引き出しつなげる(コミュニティプランニング)という観点でESDを深めます。まちなかの利便性の高い地区にもかかわらず、独居の高齢者率が高く、どうすればみんなが安心して住めるまちになるのか、そのための取り組みや仕組みづくりの中核を担おうとしている岡西公民館の館長がゲストです。
③ 京山公民館「学校と地域が連携したESD」 定員25名 京山公民館では、「学校と地域(公民館)と教育委員会が連携して一体的にESDを進めるためには、どういうコーディネーションが必要か」をテーマに、各学校長や担当の先生方、公民館長や職員、教育委員会の担当者などと一緒に、三者連携のためのコーディネーションについて深めます。ユネスコスクール校でもある京山中学校の校長先生や京山公民館の館長等をゲストにお迎えする予定です。
④ 岡山大学「体験・事例から語る復興のコーディネート」 定員45名 宮城県南三陸町小学校教員の阿部正人氏(気仙沼在住)をゲストに、全体会でも講演いただく広瀬氏をコメンテーターに迎え、岡大の学生の事例なども聞きながら、震災復興でのコ―ディネーターの役割について、コーディネーションの留意点等を整理しつつ、参加者のみなさんと一緒に考えます。
■問い合わせESD-J事務局 担当:山本、村上〒116-0013 東京都荒川区西日暮里5-38-5日能研ビル201TEL:03-5834-2061 FAX:03-5834-2062E-mail:zenkoku2013@esd-j.org
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