中京圏最大の
ラテンアメリカコミュニティ
中京圏最大のラテンアメリカコミュニティの豊田市の保見団地に伺った。
保見団地は、政府の外国人労働力輸入政策で日本人高齢者と中年の外国籍の市民とこどもたちが多く住む団地になっている。
まず、日本語支援をしているNPO法人トルシーダを訪問した。
保見団地の集会所で外国籍のこどもやブラジル人学校へ通うこどもの日本語教室を行っている。
現在は政府の虹の架け橋事業で行っているが、市民たちは外国籍のこどもへの日本語教室の必要性を感じて以前から行ってきた。
こどもたちが中卒認定試験・高校受験を目指すにあたって、進路を考えてもらうために資料などを作成している。
1990年代の日本にやってきたラテンアメリカ系、その後の中国系のこどもたちのこどもが生まれ、今ではそのこどもたちの就学、就業が問題となっている。
また、自治会長たちは共存と呼ぶ が団地に住む高齢者が多い住民と外国籍市民の間の問題もある。
NPO法人トルシーダはこれらを解決すべく活動している。
http://www.geocities.jp/torcidajpjp/
次に、外国籍市民のサポートを行っているNPO法人の保見ヶ丘ラテンアメリカセンターに伺った。
ここでは、地域情報提供事業、生活支援事業を行っている。
愛知県豊田市保見団地とその周辺地域には、日系ブラジル人や日系ペルー人など、ラテンアメリカ地域からの外国人住民が多数住んでいます。これらの外国人住民は、言葉の問題、医療保険、通訳問題、情報不足、教育問題など、多くの困難を抱えて生活しており、ボランティア活動などによる支援を必要としています。また、これらの外国人住民が持つ豊かな文化や経験を活かし、外国人住民も日本人住民とともに豊かに暮らすこと、地域づくりやまちづくりを行うことが求められています。
私たちは、これら主にラテンアメリカ地域からの外国人住民への協力、支援に関する事業を行うとともに、これらの人たちと共生できるまちづくりを積極的に行うために特定非営利活動法人保見ヶ丘ラテンアメリカセンターを設立しました。 (設立趣旨)
そして、外国人児童・生徒に対する教育活動支援事業として、現在、ブラジル人学校やペルー人学校が月謝が高く行けない場合もあり、日本の公立学校では外国人の子どもたちを受け入れるためのプログラムが整備されてないということも多いためにパウロ・フレイレ地域学校を設立している。
「保見ヶ丘ラテンアメリカセンターは、ブラジルやペルー出身の子どもたちをしっかりと教育し、子どもたちが自分の能力を伸ばし、夢を実現できるように、質が高く、授業料の安い、地域に支えられたバイリンガルの学校を設立することにしました。」
プラジルのから来られた先生からお聞きしたところ、母国語や教科、漢字、数学も教えているという。