20131017

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 スローレポート 『S−Report』 (10/17号)

 

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   ◆◆◆  「水俣条約」と福島 ◆◆◆

 

 安倍首相は、「水俣条約」採択会議(10月9日から11日まで)のビデオメッセージで「日本は水銀による被害を克服した」という発言を行った。

 

 

 菅官房長官は11日の記者会見で、安倍相が「水俣条約」採択会議へのビデオメッセージで「日本は水銀による被害を克服した」との趣旨の発言をしたことに関し、「水俣病問題を過去の問題とは思っていない」と説明した。

 同時に「わが国が水俣病発生後に水銀のリスクを大きく減らし、熊本県水俣市の人々が環境先進地域を目指して取り組んできたことを踏まえ、首相は『克服』と表現した」と強調。今後の対応について「水俣市の方々が安心して暮らせるよう、解決の方向に向かって全力を尽くす」と述べた。

  

 この会議は水俣病を教訓に水銀の採掘や輸出入を規制する水俣条約に関する国連環境計画の主催の会議で、熊本市に約140の国・地域などが集った。

 この中の追悼行事は日本政府と地元自治体が主催し「水俣デー」として9日の午後から水俣市で開かれ、閣僚級の参加者らが犠牲者を追悼し、水俣病の患者と対話した。

 石原環境相は長崎県五島市での洋上風力発電完成式典を理由に、この政府主催の追悼式欠席となっていたため、地元からの非難の声があがっていた。

 結局、台風24号の接近で洋上風力発電完成式典が中止されたため、石原環境相は追悼行事に参加した。

 

 8月11日、石原環境相は「原子力災害からの福島復興再生協議会」で原発事故の放射能汚染土を保管する中間貯蔵施設の建設について「福島県をはじめ皆さんが、自ら行動するという認識をしっかりと持っていただくことが重要だ」(時事通信)と述べた。

  この発言は、福島県・県民に責任を負わせるものとも受け止められ、地元の反発を招いている。

 

 ご存知の通り、安倍首相は「福島の原発はコントロールされている」という見解を繰り返している。

 

 水俣病も福島の原発も解決し、克服されている世界があるらしい。 

 

◆◆◆             ご案内              ◆◆◆

 

ESDの10年・地球市民会議2013

 

ESDにたずさわる多彩なプレーヤーが一同に会し、日本そして世界の最新動向を共有。ESDをもっと広めるための課題について参加型の討議を行いながら、2014年のDESD最終年をオール・ジャパンで盛り上げるシンポジウムです。

開催日時:2013年10月18日(金)、10時から18時(予定)

会  場:岡山コンベンションセンター

主  催:文部科学省、日本ユネスコ国内委員会

 

 

ESDテーマ会議2013

 

5つの重要テーマを切り口に、それぞれの事例からESDの効果・成果や課題を探り、日本の中でESDをもっと広めていくためのワークショップです。今回は地元・岡山の優れたESDプロジェクトとコラボレーションし、ESD先進地域・岡山の取組みについてもよく分かるプログラムを実施します!

開催日時:2013年10月19日(土)、9時半から17時(予定)

会  場:岡山コンベンションセンター

主  催:「ESDの10年・世界の祭典」推進フォーラム

 

詳細

http://www.desd.jp/

 

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