4月27日にさいたま市武蔵浦和コミュニティセンターでESD埼玉ミーティング「これまでをふりかえり、これからを考えて、持続可能な未来をつくる」(主催ESD埼玉ミーティング実行委員会、持続可能な開発のための教育の10年さいたま他、後援ESDJ)が行われた。
スピーチでは、「環境・まちづくり・市民活動の10年」として認定NPO法人生態工房理事長、NPO法人都市づくりNPOさいたま理事の安部邦昭氏から持続するためにはワーク・ライフ・バランスの重要性、「教育・まちづくり・震災支援の10年」として高校教諭、NPO法人チーム東松山代表理事の松本浩一氏からは広い意味での教育の重要性、「ふじみ野市の地域コーディネータ」としてつながりタイズの石子正明氏からふじみ野市域でのESDコーディネーター養成の成果が語られた。
「ESD学びで変える」としてESD-J 理事、持続可能な開発のための教育の10年さいたま代表の長岡素彦としてESDと県内の市民活動と震災支援について、「ESDコーディネーターとGAP」としてESD-J 理事森良氏からはESDコーディネーターとGAPについて説明した。
未来をつくるワークショップでは市民、NPO、さいたまNPOセンター、教員、県職員、自治体職員などの「マルチステークホルダー」で全員で今後取り組んでいきたいこと、それに対してどんなサポートについて論議して、これからの社会をどうしたらいいか、地域をつなぐにはなどを検討した。
その結果、ESDについての3つの提案ができた。
・地域での協働を新しい形ですすめる
・スローな仕事や生活、ワーク・ライフ・バランスからの持続可能な地域づくり
・ESD地域コーディネーターの県内でのさらなる展開