日本の2015防災世界会議日本CSOネットワーク
私たち日本の2015防災世界会議日本CSOネットワーク(市民)は、第3回国連防災世界会議のための 第6回アジア防災閣僚級会議の後半にも下記の会議、発表を行いました。
以下、詳細
(1)Fukushima Solidarity Meetingを開催!
地元チュラロンコン大学Social Research InstituteおよびAsian Public
Intellectuals (API) Fellowships Programの協力を得て、福島の現状を伝えるイベント「Fukushima Solidarity Meeting」をチュラロンコン大学にて開催しました。
JCC2015代表の大橋正明からは福島第一原発事故の概要と現状を、
福島大学の藤本典嗣さんからは除染作業の経済的なコスト分析を、
福島大学の丹波史紀さんからは避難者の生活の分断について、
高木学校の崎山比早子さんからは放射線リスクとその影響について、
福島大学の天野和彦さんからは福島の避難所がどのように変化していったのかを、福島大学の三村悟さんからは開発という視点から福島を捉える話を、それぞれ発表していただきました。
懇親会も含め、タイの研究者などから多くの質問が出されました。
●関連リンク:
Asian Public Intellectuals (API Fellowship Program)
http://www.api-fellowships.org/body/index.php
(2)テクニカル・セッション2にて福島大学の三村悟さんが登壇!
「開発の恩恵を守り、維持するための、災害・気候リスク管理に向けた公的投資を拡充する(Improving Public Investments for Disaster and Climate RiskManagement to Protect and Sustain Development Gains)」と題されたテクニカル・セッション2にて、福島大学の三村悟さんが登壇し、次々と発生する災害(cascading disasters)への対応の重要性と、そのなかでも東日本大震災の経験から原発事故へも適切に対応すべき、と指摘しました。