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スローレポート 『S−Report』 (6/2号)
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G7への提言を市民の伊勢志摩サミットで行いました。
◆◆◆ G7への提言 教育・「教育におけるイノベーション」もESDですすめる ◆◆◆
5月26日・27日に伊勢志摩で開催されるG7サミットに合わせた提言づくりと発信「市民の伊勢志摩サミット(略称:市民サミット)」を開催しました。
「市民の伊勢志摩サミット(略称:市民サミット)の教育分科会から、G7各国首脳および市民への提言(案)「持続可能な開発のための教育(ESD)によるSDGsの目標達成」を、(一社)地域連携プラットフォームと中部ESD拠点協議会、NPO法人「環境・持続社会」研究センター、NPO法人環境自治体会議環境政策研究所が中心になって作成しました。
各課題別の分科会の後、各提言とともに「市民宣言」が採択され、提言書と市民宣言文は、25日から三重県サンアリーナに開設される国際メディアセンターにて 「市民社会からの声」として、国内外のメディアへ発信を行いました。
詳細 http://tokaicn.jimdo.com/
また、5月30日に外務省にて開催された「G7後の外務省・NGO意見交換会」にて、「市民の伊勢志摩サミット」で採択された「市民宣言」と、16の分科会でまとめた提言書を、竹若敬三・国際協力局審議官(地球規模課題担当)兼NGO担当大使に、2016年G7サミット市民社会プラットフォーム共同代表の石井澄江より手渡しました。
「市民サミット」の宣言と提言書を外務省に手渡しました
http://cso-g7-ise-shima-summit2016.blogspot.jp/…/160530mofa…
私たち教育分科会では参加者とともにこの提言案を論議しました。
教育分科会5月24日(火)9:30-12:00 じばさん三重(三重県四日市市安島1丁目3-18)
G7への提言 教育・「教育におけるイノベーション」もESDですすめる
市民の伊勢志摩サミットのG7各国首脳および市民への教育提言「持続可能な開発のための教育(ESD)によるSDGsの目標達成」及び全体 市民の伊勢志摩サミット提言に反映。
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市民の伊勢志摩サミット 教育分科会 2016年5月24日
G7への提言 教育・「教育におけるイノベーション」もESDですすめる
一般社団法人 地域連携プラットフォーム 共同代表理事 長岡素彦
こう考える
G7サミットおよびG7サミット倉敷教育大臣会合で議論された「教育におけるイノベーション」 や「21世紀型スキル(能力)」を、SDGsにもとづくESDを中心に推進することを提言する。 そして、ソーシャルイノベーション教育も含む「教育におけるイノベーション」が、「すべての 人に包括的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を推進する」(SDGs第4項)ことを めざし、「ESDおよび持続可能な開発への貢献の理解のための多様な教育を通して、全ての学習 者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得」(SDGs第4項7)することが 可能となるように努めることを求める。
・Kurashiki Declaration(G7サミット倉敷教育大臣会合宣言)に対して
同宣言には国際社会の平和を守り、持続可能な発展を促進するためにもESDとESDグローバル・アクショ ン・プログラムをサポートするとある。「技術革新に対応した教育」( EducationthatAccommodates Technological Advance)を推進していくことも明記されている。 したがって、平和や持続可能な発展、そして、情報を教育によって行うユネスコのメディア情報リテラシー (MIL)、MILグローバル・アクション・プログラム、国連文明の同盟もサポートし、実現すべきである。 ・日本政府に対して 日本政府はSDGs、G7宣言、及び、首相のG7、2030アジェンダ・SDGsに対するメッセージ・方針に従 い、G7教育宣言の指針の実施をESDを基本にESD国内実施計画(国内グローバル・アクション・プログラム) を中心にして地域と世界を持続可能にするために、すべての人に包摂的かつ公平に実施するよう提言する。
こう行動する
私たちは、グローバル・アクション・プログラム及び「グローバル・アクション・プログラム実施計画」 (第2次ESD国内実施計画)とともに、これらに市民社会、CSOが提言した内容を特定の人々だけでなく、 すべての人々、組織とマルチステークホルダーで、ESDと教育をすすめていく。
全体 市民の伊勢志摩サミット提言 http://tokaicn.jimdo.com
宣言 G7各国首脳および市民への提言
「持続可能な開発のための教育(ESD)によるSDGsの目標達成」
(参考)
Kurashiki Declaration(G7サミット倉敷教育大臣会合宣言) http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/05/15/1370953_02.pdf
G7への首相メッセージ
「自由、民主主義、法の支配、人権といった基本的価値を共有するG7は、これらの課題に、グローバルな 視点で、将来を見据えながら、解決に向けた最も適切な道筋を示さなければなりません。(以下略)」 SDGsへの首相メッセージ 「2030アジェンダは歴史的。各国は、支援する国・される国という関係でなく、同じ立場で参加すべき。 誰も置き去りにしない。この高い理念のもと、我が国はあらゆる場所のあらゆる貧困をなくす。あらゆる年 代の健康。積極的平和主義のもと、日本は世界の平和と繁栄に貢献する。(以下略)」

SDGs
*SDGs-持続可能な開発目標は、2015年に国連で150以上の政府が議決した、人間、地球及び繁 栄のための行動計画の目標(17の目標と169のターゲット)です。今後の国際社会ではこのSDGsに よって計画が立てられ、実行されます。
目標1: 貧困をなくそう
目標2: 飢餓をゼロに
目標3:すべての人に健康と福祉を
目標4: 質の高い教育をみんなに 目標4-7 持続可能な開発のための教育
目標5: ジェンダー平等を実現しよう
目標6:安全な水とトイレをみんなに
目標7: エネルギーをみんなに そしてクリーンに
目標8: 働きがいも経済成長も
目標9: 産業と技術革新の基盤をつくろう
目標10: 人や国の不平等をなくそう
目標11:住み続けられるまちづくりを
目標12: つくる責任つかう責任
目標13: 気候変動に具体的な対策を
目標14: 海の豊かさを守ろう
目標15: 陸の豊かさも守ろう
目標16: 平和と公正をすべての人に
目標17: パートナーシップで目標を達成しよう
参考
長岡素彦,2016,東日本大震災から未来をつくるESD,市民社会からの挑戦―ESD推進12年間の軌跡,持続可能 な開発のための教育推進会議
長岡素彦,2016,ESDと防災・減災ーESD・教育による持続可能な防災・減災 SDGs,国連世界防災会議フォ ローアップ「仙台防災未来フォーラム」 長岡素彦,2015,福島での教育復興と持続可能な復興と発展を目指す「ふるさと未来創造 ESD」- これまで の ESD と本プロジェクトの意義,ユネスコESD福島ニュース No.1
長岡素彦,2013,ESDと復興 震災体験をいかした未来をつくる教育・ESD,関係性の教育学 Vol. 13 長岡素彦,2009,学び合い、つながる ESD 持続可能な開発のための教育-福祉教育・ボランティア学習と ESD の実践者の立場から,日本福祉教育・ボランティア学習学会年報 長岡素彦,2006,まち育てとしての持続可能な開発のための教育(ESD) - こどもと地球の未来のための「学び 合い」によるネットワーキング-,「住まい・まち学習」実践報告・論文 集7 長岡素彦,2011,複合情報環境における関係性とリテラシー 仮想社会の選択的人間関係を超えて,関係性の教 育学 Vol. 10
UN, 2003,GLOCOM, on behalf of Japan NGO Coordination Committee for WSIS.長岡素彦他 HIFJapan2016主催団体(JCC-DRR他),Humanitarian Innovation Forum Japan 2016 レポート
◆◆ おしらせ ◆◆◆
関係性の教育学会第14回(2016)年次大会
http://epajapan.jimdo.com/年次大会/
「ESDとコンピテンシー」発表
日 時:2016年6月4日(土)午前10時30分より
午後4時30分(受付開始10時)
会 場:大東文化会館ホール
(東京都板橋区・東武東上線東武練馬)
東京都板橋区徳丸2-4-21
地図:http://www.daito.ac.jp/file/block_49513_01.pdf
登 録:フォームにて http://epajapan.jimdo.com/年次大会/
参加費:無料[会員・未会員を問わず]懇親会実費
内 容:
1)午前10時30分より12時30分 参加者による自由論題発表[20分づつ]
2)午後1時30分より4時30分
課題研究:
教育およびソーシャルワーク・コミュニティソーシャルワークにおけるアクションラーニング
発表申し込み/ 参加登録:
フォームにて登録願います。http://epajapan.jimdo.com/年次大会/
名前、所属、mail, 懇親会参加を、発表希望者はタイトル(日本語あるいは英語)および要旨(日本語300字あるいは英語100語)もあわせて登録してください。
発表申し込み期日:5月9日(日)[5月15日(日)を目途に諾否をお知らせします]
参加申し込み期日:5月31日(可) / 当日受付可ですが、フォームへの登録は願います。
http://epajapan.jimdo.com/年次大会/
メディア・リテラシー教育最先端の実践を聞く
主催:法政大学図書館司書課程
共催:アジア太平洋メディア情報リテラシー教育センター(AMILEC)
日時:2016年6月10日(金) 18:30〜20:30 (受付は18:00より)
講演:ルネ・ホッブス(アメリカ・ロードアイランド大学)
http://mediaeducationlab.com/about/renee-hobbs
コーディネーター:村上郷子(法政大学)
資料代:1000円(ただし、法政大学の教職員及び学生は無料)
当日お越しください。
日本共生科学会
第8回淑徳大学東京キャンパス大会
下記をします。
「共生を築くイノベーションESD - ESDと復興2」発表
日本共生科学会第8回大会共生カフェ「SDGs✖市民社会」
「SDGsとESDー G7及び国連防災枠組みへの提言活動とESD第2次国内実施計画策定」
統一論題「混迷する国際社会を共生で紡ぐ」
第8全国大会が2016(平成28)年6月11日(土)・12日(日)の2日間、淑徳大学東京キャンパス(174-0063東京都板橋区前野町2-29-3、東武東上線ときわ台下車)にて開催することになりました。日頃の研究成果を発表され、会員との交流を深めたいと念願しています。
講演
研究発表
セッション
日本共生科学会事務局
〒227-8522
横浜市青葉区さつきが丘8-80
星槎大学横浜事務局内
E-mail:kyosei_gakkai@seisa.ac.jp
第34回開発教育全国研究集会(東京)
▼開催概要
日時:2016年8月6日(土)・7日(日)
会場:JICA地球ひろば(東京都新宿区市谷本村町)
参加費(予定):会員・学生6,000円 一般8,000円
(1日参加の場合 会員・学生3,000円 一般4,000円)
対象:開発教育・国際協力・ESDの実践者、学生、研究者、ほかテーマに関心のある方
定員:300名
8月6日(土)のプログラム
ワークショップ体験
シンポジウム(ゲスト:浜矩子さん)
実践事例報告&自主ラウンドテーブル
交流会(自由参加)
8月7日(日)の分科会プログラム(予定/仮題)
分科会1 「シティズンシップ教育と教員研修」
分科会2 「ソーシャルアクションと開発教育」
分科会3 「時事問題を教室へ」
分科会4 「オルタナティブな公害教育」
フィールドワーク 「『難民問題』を自分ゴトとして捉える」
全体会
実践・研究報告
「支援のイノベーションとESD -ESDと復興」
「第1回防災推進国民大会」
我が国の防災力を高めるには、政府によるハード・ソフト両面の対策に加え、国民の防災意識の向上、避難行動の定着等を図ることが重要です。そこで、国民各層の多様な団体・機関等が一堂に会し、防災に関するシンポジウムや展示
等を行う「第1回防災推進国民大会」を以下により開催します。これにより国民一人一人、地域レベルでの防災意識の向上等を図ります。
1.日時:平成28年8月27日(土)~28日(日)
2.場所:東京大学本郷キャンパス(調整中)
3.主催:内閣府、防災推進国民会議、防災推進協議会
4.開催概要:
・ テーマ:大規模災害への備え~過去に学び未来を拓く~
・ 参加団体によるシンポジウム、ワークショップ、各種展示・体験型出展等
・ 子供、家族連れから専門家まで幅広い来場を想定
・ オープニングセレモニーには、内閣総理大臣及び内閣府特命担当大
臣(防災)の参加を調整中。
・ 詳細、参加団体の一般公募については http://bosai-kokutai.jp/
5.今後のスケジュール
・ 3月25日 参加団体の一般公募開始
・ 初夏 プログラムの決定
・ 8月27日、28日 大会
本件問合せ先:
内閣府政策統括官(防災担当)付
参事官(普及啓発・連携担当)付
http://bosai-kokutai.jp/
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以下も継続します。
大切なことを伝えよう
市民メディアslowtimes.net
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ソーシャルプロデュースネット
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こどもと地球の平和的未来をつくる教育
ESD
http://esd.weblogs.jp/