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スローレポート 『S−Report』 (6/8号)
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SDGs・ESD×共生教育です。
◆◆◆ SDGs・ESD×共生教育 ◆◆◆
共生科学会 シンポジウム「SDGs・ESD×共生教育」
SDGs持続可能な開発目標は持続可能性を基本に世界をより良くするために国連加盟国が定めた目標であり、日本では政府にSDGs推進本部(本部長は首相)が置かれ、SDGs推進指針により、すべての政策や計画に反映されることになっていく。
ESD持続可能な開発のための教育は日本の提案で2005年よりDESD持続可能な開発のための教育の10年 として世界で行われ(第1次ESD国内実施計画)、2015年よりの第2次ESD国内実施計画で展開され、次期学習指導要領においてもESD持続可能な開発のための教育の理念が取り込まれ、ESDの視点に立った学習がすすめられる予定である。
ここでは、インクルーシブだけでなくサステナブル(持続可能)な観点からみた共生の教育と共生を目指して問題を解決するPBL(問題解決教育)をテーマにスピーカーの実例を聞き、「SDGs・ESD×共生教育」を参加者と論議する。
SDGs・ESDと共生教育を、市民の共生への想いを基本に置きながら、「共生を科学する」立場から問題解決志向の知識ベースと実践的なノーハウを構築するための論議をしたい。
SDGs・ESDと共生教育を「他者に対する多様性・包摂性」「学習者と地域との共有価値の創造」を軸に論議し、持続可能な共生社会・世界の形成には多様性・包摂性のある活動や多様性・包摂性のある教育がどのような役割を果たすかを検討したい。
まず、持続可能な共生社会・世界の形成のために持続可能な開発・SDGsはどのような役割を果たしたか。
SDGs・ESDと共生教育にとって学習-実践者がどのような「他者に対する多様性・包摂性」を持ち得るか、また、その活動・学習が、どのような「学習者と地域との共生も含む共有価値の創造」ができるかを論議したい。
つまり、「他者に対する多様性・包摂性の大切さ」(石井)や「学習者と地域との共生も含む共有価値の創造」(村山)が実際の活動や教育でどのように実現しているのか、いないのかを、学校だけでなく、地域での共生を目指して問題を解決するPBL(問題解決学習)において、多様性がどのような役割を果たしたかを2つの実例報告により検討する。
問題提起「SDGs・ESD×共生教育」 長岡素彦 関係性の教育学会
「持続可能な開発・SDGs」 滝口直樹 (同)環境活動支援工房
「包摂性・持続可能性への感性を養うPBL」石井雅章 神田外語大学
「現実の課題に基づいた学びとしてのPBL、ESDと共生教育」村山史世 麻布大学
コメンテーター 岡本弥彦 (岡山理科大学
◆◆◆ 今後の予定 ◆◆◆
ESDJ ESD車座トーク・通常総会
※車座トークは、会員、非会員を問わず参加を募集しています。
ご関心のある方をお誘いあわせ下さい。
【2017年度 通常総会】
1.日時:2017年6月25日(日)13:00~14:30
2.場所:日能研ビル6F (ESD-J事務局のあるビル)
(東京都荒川区西日暮里5-38-5 日能研ビル6F)
地図が↓WEBページ下方にあります。
http://www.esd-j.org/outline/contact
【ESD車座トーク】 15:00~17:00 同会場
『ESDをどう前進させるか?』
第Ⅰ部 『オタワの報告』報告+討論
オタワ会議で報告された日本のESDの特徴について報告してい
ただきます。
報告者 文部科学省国際統括官室 鈴木規子さん
第Ⅱ部 『新学習指導要領とESD』報告+討論
新学習指導要領の特徴と新学習指導要領とESDとの関係につい
て報告していただきます。
報告者 文部科学省教育課程調査官 渋谷一典さん
※総会と合わせてご参加いただきますよう、ご案内いたします。
【懇親会】
終了後、17:15より、懇親会を予定しています。
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≪参考≫
(H29.1文部科学省 https://edu.env.go.jp/conference/files/esd_entaku_03/reference_02_2.pdf)
GAPレビューフォーラム(オタワ)について
○日 程: 平成 29 年3月6日(月)~3月8日(水)
※ UNESCO Week for Peace and Sustainable Development の一環で開催
※ 3月8日(水)~3月 10 日(金)は第3回ユネスコGCEDフォーラムを開催
○開催地: オタワ(カナダ)
○主 催: ユネスコ、カナダ国内委員会
○参加者: GAPキーパートナーやユース、ESDに関する有識者等、ESDの実践者
○UNESCO Week for Peace and Sustainable Development の目的
①SDGsターゲット 4.7 の実施戦略についての議論
②ESD及びGCEDについて
の好事例や経験の共有③ESD及びGCEDについて、教授法及び実践につい
ての最新の潮流及びイノベーションについて学ぶ機会の確保を通じ、参加者間
での双方向のやりとり、ネットワーキング、自由討議を最大化する
○GAPレビューフォーラムに特化した目的
1) 2014 年のESDに関するユネスコ世界会議以降のGAPの進捗の振り返り
2) 今後のGAPに向けての更なる行動の特定と企画
3) ESDの新たな論点とイノベーションについての議論
○フォーラムの具体的内容
・GAP中間レポートの公表
・プレナリー
・並行セッション
・展示ブース
○我が国の対応
・有識者及び文部科学省/日本ユネスコ国内委員会で代表団を構成
・文部科学省、環境省で作成した「ESD実施状況に関するフォローアップ結果から見
えるESDの傾向」を参照しつつ対応
第16回 コミュニティ政策学会豊中大会
7月1-2日
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以下も継続します。
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こどもと地球の平和的未来をつくる教育
ESD